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ベンガル猫の祖先と「ガネーシャマスター・オブジャングル」に知るインドの不思議な神様

昨日9月26日は天秤座新月で、事象的には要注意デーでしたが、

夕方6時前頃、家の前の草原に行ったら、南アルプスが夕日に染まっていて、

富士山がうっすら見えて、とても神々しい光景でした。

静かな秋の夕暮れ・・日増しに「日が短く」なり、

家に戻ったら、もう「明かり」が灯されてました。

さて、性格を形成する決定打は「氏か育ちか・・」という論争がありますが、
少なくともワンニャンについては、人間と同じく「両方とも」影響していると、

5番目の尻尾のある子ども、ベンガル・ピノちゃんと暮らして、つくづく感じています。

新種の純血種であるベンガル猫の祖先はヤマネコでして・・

ベンガルは、さまざまな猫種のなかでも比較的新しい猫種です。

ベンガルの祖先であるベンガルヤマネコ(アジアンレパードキャット)は1960年代、密猟者の横行により数が激減しました。そののち、アメリカのブリーダーが種の保護のために、野生のベンガルヤマネコのメスを入手。

1970年代には、猫白血病ウイルスのゲノム研究のため、ベンガルヤマネコとイエネコが交配され、その結果生まれた子猫が、ベンガル誕生のルーツとなりました。
1991年にはアメリカ国内でベンガルの人気が高まり、2016年からはCFAで血統登録が始められています。

https://cat.benesse.ne.jp/lovecat/content/?id=89723

ピノちゃんの体重は2.5Kgで、ベンガル猫としてはかなり小さいのですが、ご先祖様のベンガルヤマネコ(アジアンレパードキャット)も小さく、森林に生息しています。

<小さいヤマネコ>

レパードキャットは、体長35cm~60cm、体重3kg~5kgほどで、イエネコと変わらない小さなヤマネコです。イエネコと比べると、足が長く、しっぽも体長の半分の長さがあります。体長には地域差があり、インドネシアよりアムールに生息しているレパードキャットの方がやや大きめです。

<森林地帯に生息>

レパードキャットは東アジアや南アジアの森林地帯、低地から山地まで幅広く分布していますが、乾燥地帯には生息しません。水辺を好み、まれにですが、泳ぐこともできます。

<レパードキャットはペットとして飼える?>

レパードキャットはペットとしては飼えません。レパードキャットは野生のヤマネコです。ワシントン条約で保護されており、一般の家庭で飼うことは禁止されています。攻撃的で人になつかないので、飼育も困難でしょう。

レパードキャットを飼うわけにはいきませんが、レパードキャットとイエネコとの交配で4世代以降に生まれた猫なら、性格もおとなしく、家庭で飼うことができます。レパードキャットとイエネコとの交配で誕生したのが、ベンガル猫なのです。

https://nekochan.jp/cattype/article/4717

6歳までブリーダー&ペットショップ育ちで、ゲージ管理されてきたピノちゃんですが、案外「野生のヤマネコ」に近い? かもで、

だだっ広い草原に出ても全然怖がらず、

隣接する森林では、木に登ろうとしたり、

一度体験させたら、好んで水辺に行こうとします。

とわいえ、ゲージも好きでして・・これは「育ち」ですネ!

リードで散歩がOKなのも、ペットショップで体験していたおかげで、

野生味と人間っぽさ(犬っぽさ)がミックスしているピノちゃんは、なかなか面白い個性の猫ちゃんです。

当然ながら、動物にもそれぞれ個性や感情があり、昨夜は地上で最も大きい脳を持つ、象との交流を描いたインド映画「ガネーシャマスター・オブジャングル」を観まして・・象さんの感情豊かさに感動しました。

ブルース・リーばりのアクションは、インド南部のケララ地方発祥の古くから伝わる武術「カラリパヤット」で、

そして「ガネーシャ」というのは、恵比寿さんみたいな国民的人気の「福の神」のことです。

<ガネーシャ>

ヒンドゥー教の神の一柱。その名はサンスクリットで「群衆(ガナ)の主(イーシャ)」を意味する。・・

太鼓腹の人間の身体に 片方の牙の折れた象の頭をもった神で、4本の腕をもつ。・・

あらゆる障害を除くことから、新しい事業などを始めるにあたって信仰され、除災厄除・財運向上でも信仰を集めている。また智慧・学問の神でもあり、学生にも霊験豊かとされる。祈祷を始めとして、あらゆる開始にあたってまずガネーシャに祈りを捧げると良いとされる。特に「富の神様」としてインドを中心に人気が高く、インドの店先には必ずといってよいほどガネーシャ像が置かれ、偶像崇拝を禁止しているイスラム教徒の店にもみられるほどである。一般人も、祝い事にガネーシャのカードを送ったり、車のダッシュボードに置いたりする風景はよく見られる。

wikipedia

象の頭・・という不思議な神様の由来はいろいろありますが、この夫婦の話は、何ともシュールです・・
*左からシヴァ、ガネーシャ、パールヴァティ

*****************

破壊の神様シヴァは、妻であるパールヴァティと仲が良かった。
あるときパールヴァティは、お風呂に入る前に土でおもちゃの赤ちゃんを作った。可愛いなと思っていたら、パールヴァティの息が入っておもちゃが本物の赤ちゃんになった。

「シャワー浴びてくるから、ここを守っててね。誰も入れちゃだめだよ」と赤ちゃんに伝えてパールヴァティはお風呂に入った。

しばらくしてシヴァが帰ってきて家に入ろうとしたところ、「お前は誰だ」と赤ちゃんが言う。

「お前こそ誰だ。ここは俺の家だよ」とシヴァが言うと「僕のママが今シャワーを浴びている」と赤ちゃんが答えたので、いつの間にか自分の妻に赤ちゃんができていることを知らないシヴァは怒り、地球のいろんなパワーを呼んで赤ちゃんを破壊しようとした。

しかし赤ちゃんがなかなか強くて破壊できないので、最終的にシヴァが首をはねた。

そのうちパールヴァティがお風呂から出てきたのだが、赤ちゃんの首がないので「私の赤ちゃんをどうしたの?」と今度はパールヴァティが怒った。自分が作ったんだとシヴァに話すと、「ごめんね。でも1回やってしまったことは戻せないから」と言う。

しかしパールヴァティがどうしても赤ちゃんが欲しいと言うので、シヴァはどこかからゾウの首を持ってきて赤ちゃんの首につけ、ふたりの子どもであるガネーシャが誕生した。

https://mumbaijapan.com/journal/ganesh/

*****************

妻の「息が入って」出来た赤ちゃんに嫉妬しちゃった破壊神シヴァのお詫びの気持ちが象の頭なんですね〜〜

どうやら「ガネーシャ」って、稲荷の大元「荼枳尼天」ばりに現世御利益に強い神様みたいですが、

象と育った主人公は、ジャングルで象を保護する博士を父に持ち、都会に出て獣医になりますが、一緒に育った親友「ポーラ」との再会シーンはメチャ美しかったです!

主人公が故郷を去ったのは母親が亡くなったからで、癌だった母親を病院に連れて行かなかった父親への反抗心から、故郷に長らく帰らなかった主人公は「動物の心がわかる」優しくて強い〜獣医さんで、

久しぶりの里帰りのバス途中、道を塞いでる象さんたちに語りかけ、
「そうか・・ここで仲間が死んだんだね」と、それが交通事故で死んだ仲間の「葬い」であることを感じてあげると、象たちは大人しく道を空けてくれました。

これは映画の「お話」ですが、大きな脳を持つ象は、仲間の死を悼む行為をすることはよく知られています。そしてまた、「群れ」にとって有害な行為をとった場合は、容赦なく「排除」するというドキュメンタリーを観たことがあると、旦那さんが教えてくれました。

恐怖から(リーダーの指示を無視して)勝手に走り出し、群れ全体を危険に追いやった仔象を皆で蹴って殺してしまった・・とのことで、「百獣の王」も手が出せない象さんの世界は「自然の掟」もきっかりなんですね。

映画「ガネーシャマスター・オブジャングル」では、立派な牙のリーダーとなったポーラが密猟者に殺されてしまい、

ポーラの子どもを身ごもった雌象が密猟者を蹴って殺し、無事、出産する・・で終わります。

インド映画にしてはハリウッドっぽくまとまっているのは、監督が『マスク』のチャック・ラッセルだから?

そういえばバイデンさんはジム・キャリーが演じているという噂がありましたが、どうなんでしょうね(笑)。

インド映画で「笑った」のは「マッキー」で、半端ないおバカぶりに抱腹絶倒でしたが、

インド人は動物に個性を感じ、イメージするのが得意なようで、映画がどんどん面白く進化しているインドは、来年、中国を抜いて世界人口1位になります。

国連は、インドの人口が来年、中国を上回り、世界最多になるという推計を発表しました。

国連が11日に発表した報告書によりますと、ことしの時点で、世界トップの中国の人口は14億2600万人、世界第2位のインドは14億1200万人としています。

そして来年にはインドが中国を抜いて、世界最多になると推計しています。

インドの人口はその後も増え続け、2050年には16億6800万人となり、中国の13億1700万人を大きく引き離すと見ています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220712/k10013712811000.html

う〜〜ん、中国もインドも14億ってすごい数ですね。中国もインドも行ったことないけど、即物的なお国柄で犬を食べちゃう中国より、イメージ過多なお国柄のインドに親近感を感じます。

ウチにピノちゃんが来たのは、2020年子年の暮れに、八王子宅でねずみが出たことがキッカケでしたが、

インドの「ガネーシャ」は、ねずみを手懐けてペットする、度量の大きい神様です。

狭いところに入ったり、いろんなものをかじってしまう、嫌がられる存在のねずみをガネーシャのペットとすることで、世の中の問題を落ち着かせるということを表しているのだそう。

https://mumbaijapan.com/journal/ganesh/

ピノちゃんが来た頃から、「ねずみ」みたいにひっそり隠れてコントロールしている「DS」の存在が、コロナなどで明らかになってきましたが、

世界的な大浄化「567の起源」は人間化されたネズミだった!

昔懐かしの「勧善懲悪」の娯楽映画、「ガネーシャマスター・オブジャングル」を観て、

日本と同じく多神教のお国柄、インドの人口が中国を上回る来年以降に、ちょっと希望を感じました〜

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