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映画「告白」に学ぶ「他己中」だらけの現状と時空の超え方

映画「告白」に学ぶ「他己中」だらけの現状と時空の超え方

「時効警察」が12年ぶりに連ドラとして復活とのことですが、

日本ドラマや日本映画の方が、
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「ハリウッドより数段進んでるかも?」と思ったのは、

ネットで「時効警察」を見てからでして・・

「今」が変わると「未来」だけでなく「過去」も変わる・・というのは18年前、故ペルーの先生から聞き、

「なるほどな〜」と、ガテンしましたが、

これはつまり、「今」の意識で、
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閉じた、ねじれた「時空」に風穴を明けると、
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風穴はどんどん大きくなり、
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関係する時空が、
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日本晴れの晴天になる・・と、いうことだと思います。

ですので、宇宙的には「時効」なんてあり得ないわけで、
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法律とは、現状に即してナイことが多々あり、

昨日観た日本映画「告白」は、「少年法」への問いかけであるとともに、

見方によっては、たいへんスピリチュアルな内容です。

<これは復讐譚ではなく、命の尊さを過激に教え諭す残酷寓話である>

プロットだけを追えば救いようのないサスペンスに思える。しかし学校という現代社会の雛形と向き合う子供と大人は知っている。

少年に愛娘を殺められ報復を企てる女教師、罪を犯した我が子を庇う母、自己中心的な熱血教師――彼らが繰り広げる絶望の連鎖に、一歩間違えれば誰もが引きずり込まれる危険性があることを。・・・

これは復讐譚ではない。学校崩壊の状況下、それでも教師としての性を全うしようとする女性が、子供の目線に降り命の尊さを過激に諭す残酷寓話である。

同時期公開の北野武や井筒和幸が描くモラルなきモンスターどもの陰惨なだけの暴力と同列にみなしてはいけない。人間臭いゆえ泥沼にはまった者が抱える痛みと哀しみ。憎悪は反転し慈愛へと向かい、生きづらい時代の大きな物語に昇華する。

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個人的には和洋を問わず、ホラーは苦手なんですが、

「告白」には、暗ーい現状に風穴をあける「昇華」があり、
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金城光夫氏が言うところの、

「自己の不在」がすべての元凶であることを物語っていて、

金城氏の言い方では、告白の「自己中心的な熱血教師」は、
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全然「自己中」じゃありません。images

・・・・・・
「自己中」=「自分さえよければ、他人はどうでもいい」と、解釈しているならば、
それは「自己中」でじゃなくて「他己中」です。

自己中とは「己は自分の中にある」という意味あいです。
つまり、すべては「自己責任で動いている」ということなのです。

旦那さんしだい、
奥さんしだい、
親しだい、
それを
「相手のため」と本気で思っていませんか?

だから、なにかの拍子で相手が怒ると、

「お前がよけいなことを言うから」とか、
「あなたがそうしなさいって言ったんでしょ」

と、責任のなすりあいをはじめます。

それは、自己責任から回避するために
他人を利用しているだけであり、
それこそが「他己中」なのです。

つまり、人が嫌っている(世間一般でいわれている)
「自己中」=「他己中」のことであり、
僕が言っている自己中とは、意味が異なります。

「わたしは王」とは、
「自分は、自分の名のもとに責任を持っています」
と、宣言することなのです。

・・・・・・・

これは、トランサーフィンと全く同じの考え方で、

よーするに、一般的な現代人は「振り子」に惑わされて、自己が不在になってるわけで、

一見、自我が強そーな人ほど、「他己中」だったりします。

「王の帰還」ワークは、

「過去世の過去世の過去世、そのまた過去世の過去世の過去世、一切すべての過去世を生きてきた霊であるあなた」

を、閉じ込めている、

「限定プログラム」を解除するためのワークですが、

いったいどれだけの教師、両親、政治家が・・

「限定プログラム」内にいることに気づいているでしょうか?
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心理学ではよく、コントロール欲求、承認欲求・・などが人間にはアルとされてますが、

ホントは「わたしは王」である人間にとって不可欠なのは、

「己は自分の中にある」

という感覚であり、

しかし、その感覚を知ってる教師がどれだけいるのでしょうか?

「告白」で、復讐する女教師は、
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幼い娘を「他己中」な生徒に殺されるという悲劇を通して、

「自己中」な生き方に目覚めはじめますが、

出来れば、ホラー(悲劇)なしで「自己中」に目覚めたいもので、
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故辻麻里子さんの「ハイパー・ゼロポイント」は、
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横軸は過去と未来を結ぶ『時間の輪』で、

縦軸は天と地を結ぶ『光の輪』ですが、

これらがピタッと整合すると、時空をハイパー(超える)することが出来るそうです。

しかし、そのためにはまず、「他己中」じゃなく「自己中」であることが必須だと思われ、

他人の目ばかりを気にして、自分はイイ人だと思っている「他己中」な善人より、

悪人の方がサトリに近いと、親鸞も「悪人正機説」で説いてます。
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一見、ホラーサスペンスである「告白」は、

近年、問題視されてる「少年法」がほんとうに少年を保護していることになっているのか・・

そして、「他己中」だらけの社会全体に風穴をあけるために、
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「今」という時期に生まれて来てくれた子どもたちのボランティア魂に畏敬の念を起こさせる、たいへん優れた教育映画でした!

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COMMENTS & TRACKBACKS

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  1. 自己中~他己かいな?!(・・;)チューチュー

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