本来、写真とは「事実」を伝える伝達手段であると、
カメラマニアとしても有名だった故安部公房氏は述べてましたが、
いつも素晴らしい写真を撮ってくれている長野の知人が、
決壊した千曲川の現地へ復旧作業に赴き、「事実」を伝えてくれました。
******
昨日被災地の様子を伝えたくて写真upしたら撮影許可を取れとか書かれたので知り合い公開にしました
自分は道路の復旧作業の手伝いに行って来たのですが、感じた事は道を復旧すれば被災した家の方やボランティアが訪れ路駐をし家の土砂をまた道路へだしたり家財の片付けで道路が渋滞して、それぞれの作業効率がどんどん落ちていく様子がうかがえました、どちらが優先とかという意味では無く、復興作業というものはものすごい時間と労力が必要なのです。
被災後はしばらく自分達の様に支援しに訪れますがそのうち地元だけでやっていくのでしょう
仕組みを変えていかないと、ほんと時間がかかるな〜と
******
「復興作業というものはものすごい時間と労力が必要なのです」というお言葉が響くとともに、
えっ、えっ、一個人が事実をありのままに伝えるのに許可が必要なんですか?って、ビックリですが、
被災した現地がどういう状況なのかが、よくわかる貴重な写真だと思います。
「局地的」ということもあり、なかなか全貌が確認出来なかった台風19号は、135もの堤防を決壊させ、
<全国71河川・135か所で堤防決壊を確認>
20日 21時23分
台風19号がもたらした大雨の影響で、20日午前11時現在、全国71の河川、135か所で堤防の決壊が確認されています。
国交省によりますと、堤防の決壊が確認されたのは20日午前11時時点で、長野県の千曲川や福島県の阿武隈川、茨城県の那珂川、栃木県の秋山川、埼玉県の都幾川など、全国71の河川、135か所にのぼったということです。
年々、尋常じゃない「大雨」が増えてますので、真摯に「対応策」を練るべき懸案だと思います。
実際、「対応策」していた首都圏は無事でした・・・
【洪水防ぐ】「地下神殿」が4年ぶりフル活動 担当者「ひやひやした」https://t.co/DqjKDvWOsT
首都圏外郭放水路は地下を流れる世界最大級の放水路。今回の台風では、全施設を活動させて1千万tを排出したという。 pic.twitter.com/FvfVEAaGSn
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 14, 2019
「行者」家系の電気屋さんと以前、
「東京、大丈夫かな〜」とか話していたら、電気屋さん曰く「天皇が動いたら、危ないでしょう」とのことで、ナルホド・・と思いましたが、誰が住んでいようと、安全策を取るのが(税金を徴収している)国の務めです。
何事も体験しないと身に沁みないもので、
これは10月15日の「奥只見湖遊覧船」で、
今年は紅葉が遅く、今頃がちょうど見頃のようですが、
来年、米寿(88歳)になる父親は台風直後の15日に、この船に乗ったとのことで、やはり人は少なかったとのことです。
母親が16日から10日間、鹿児島に里帰りするので、その間に恒例の各駅電車「ひとり旅」をするとは聞いてましたが、
まさか台風直後に行くとは・・・で、奥只見には台風の影響はありませんが、行く先々で運休があり、17日東京に帰る時点では中央線もまだ復旧してませんでしたので、結局、松本に出て新幹線に乗るしかなく、
「青春18きっぷ」使用の「のんびり節約の旅」は、「焦っちゃう高価な旅」となり、
立ってる人も多い新幹線の混雑ぶりに、思いの外脆弱な日本のインフラ・・を、父上も実感したようです。
どこかがポシャると、それに関連する所が影響するわけですし、明日22日は大雨が予報されてますが、
22日朝8時、「オリオン座流星群の活動がピーク」になるそうです。
少なくとも関東地方では「オリオン座流星群」を見るのは難しそうですが、
なんと言っても、雨による二次災害が起きないことを祈ります。
さて、そんなタイミングで「祝日」なわけですが、
22って日付けを見た時、「22を越えてゆけ」という故辻真理子さんのメッセージを思い出しました。
具体的な数字に当てはめて説明すると、宇宙の創造に至る33段の階段のうち、11段までは個人の意識の領域であり、22段目までが人類の集合意識の領域である。そして22段の人類の集合意識を超えて宇宙意識へと至る道が、「22を超えてゆく」という言葉に端的に表現されている。しかし現状として、地球人類が22を超えてゆけない要因は大きく分けて三つある。
.
one 感情の海に溺れるあまり、物事の本質を見ていないこと。
two 時間や空間や思い込みの枠に囚われていること。
three 自分の自我と欲望に翻弄され、本来の魂の目的に焦点が合っていないこと。この三点である。
.
これらを打開するためには、自分自身を知り、自分自身で在ること。それは個でありながら全体であり、全体でありながら個という意識状態に到達することである。つまり全体像を見渡し、自分の内なる世界と外の世界は同じであると知ることである。「22を超えてゆく」とは、人類に課せられた限界を超えてゆくことでもある。
.
また一方で、あなた方の発する感謝や喜びという些細な感情が、木々や植物、動物たちの生育に影響を与え、滋養を与え、あなた方の惑星地球に影響するのである。それだけあなた方人類の持つ感情というものは、未来への可能性に影響を及ぼすだけでなく、大きな可能性をも秘めていると言えるのである。
結局、「あなた方の発する感謝や喜びという些細な感情」というのが「惑星地球」にとっても、本人やその周りにとっても一番大切であり、
今回の台風は、「ゲンチアナ」を飲んで乗り切りました〜
*ゲンチアナはなんとなく気分が落ちてる時に使うとナイスなレメディです
辻真理子さんの遺作、「藍の書」では、
辻さん自身も家族(姉)の病気を通して感情が揺れ動き、大きく学んだ過程が記されてますが、
実際、家族の問題が一番「感情を学ぶ」機会だというのが実感で、それは雅な方々も同じでしょうが、まずは象徴な方々から「22を越えてゆけ」を実践してくれるとイイですね〜
COMMENT ON FACEBOOK