落ち着く「場」には、いい意味での「ひんやり」感があり、
例えば、先日(3月30日)3度目の参拝をした新潟の 「彌彦神社」には、参道を入ってスグ川があり、
傍に落ちた「椿」が、なんとも「ひんやり」楚々とした趣です。
立派な拝殿も「ひんやり」落ち着いてる感じで、
山岳系神社にはいつも、清々しい空気感が漂っていて、
「阿吽」の狛犬さんが守っている日本の神社は、
西洋的な作り込んだ庭園ではなく、建築物と自然が調和している、クールな「場」ですが、
神社で「祭り」をするのは、たまにはホットなエネルギーを増大させ、
「実・虚」のバランスを取っているのかもしれないと、この、藤原直哉氏の動画を見て思いました。
藤原氏とは同年代なので、とても共感しましたが、若い頃は時代がバブルということもあり、「イケイケ」じゃなとイケナイような風潮がありまして・・しかし、今は全然違ってきてますネ。
ベテラン政治経済アナリストの藤原氏のことは、米大統領選のことを調べていて知りましたが、
藤原氏はスピリチュアルにも造詣が深いようで、
陰陽ではなく「実・虚」のエネルギーで説明してるところに、カタカムナの「実=サヌキ」「虚=アワ」を思い出しました。
「アワ」エネルギーは、「サヌキ」の前駆エネルギーですので、「アワ量」の裏付けのない「サヌキ」は長持ちせず、自然消滅しちゃうのが「自然の理」です。
2020年4月7日、ウチに来て3ヶ月、ちょっと太ってきたピノちゃんですが、
ピノちゃんの里親の条件として「多頭飼いでない」ことがあり、
ネコは「おひとり様」好きなクールな子も結構いますが、
犬の場合、仲間がいないとすごくストレスになるようで、
宇野多美恵氏いわく、ネコはアワ的であり、ワンコはサヌキ的とのことで、
ウチは猫も犬も好きなんですが、元々は犬派で、
犬好きは必ず「猫好き」にもなるけど、
猫好きは必ずしも「犬好き」にならない・・と、獣医の知り合いから聞いたことがあります。
ネコの方がアワ的であることを、そういう人はキャッチしてるのかもしれませんが、
人間・動物・植物・鉱物・・すべての存在の基底エネルギーは「アワ」であり、
現代の日本人が、なかなか真の幸福感を得られないのは、
近代以前の日本社会はアワ的だったのに、
黒船以降、目に見える「実」である「サヌキ」ばかりを拡大させ、
個人としても、社会としても「アワ不足」になってるからだと宇野氏は言ってました。
もっとも、最近の若い方々は、そういったことに気づいてる方々が多いようですが、
最初から「虚=アワ」重視だと、いろいろ問題(引きこもりとか)が出てくる場合もありがちです。
結局のところ、エネルギーはバランスですので「実=サヌキ」と「虚=アワ」は両方大切であり、
「実=サヌキ」だけが評価されていた社会が、このところ行き詰まり、
あらゆる分野で、「虚=アワ」の重要性に気づき始めた方々が多くなってきたようで、
早いとこ収まってほしい「コロナ」ではありますが、
藤原氏が言うようにコロナの出現が、「虚=アワ」重視の傾向に拍車をかけている一面があるのは確かだと思います。
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