「対岸の火事」とはよく言ったもので、
一睡もせずに見守っていたのに、
まさか死者が出ていたなんて思いも寄らなかった、
ご近所さんの「火事」について、
22歳の消防士の殉職を惜しむ声が寄せられてますが、
中には、「老人を助けるために若者が犠牲になるなんて・・」という声もあり、
こういう見方は「高みの見物」で、殉職した消防士さんに対しても失礼・・だと思います。
「対岸の火事」だと、同等の立場でちょっと引いて「見る」ニュアンスですが、
「高みの見物」だと、えらそーになります。
<慣用句「対岸の火事」の使い方>
日常生活やビジネスシーン、また職場において、たとえ自分が直接的に関係の立場にいても、何かしらのトラブルや厄介な出来事は周囲に起こり得るものです。それを「対岸の火事だから、放っておこう」と捉えるのは人道的にもやや不適切だと考えられます。
「対岸の火事」である状態であっても「自分も注意しないといけない」「事が収まるとよいのだが」というように受け止めるようにすることも大切です。そのような背景から、実際使い方としては「対岸の火事とせず」「対岸の火事と思わず」と自分を戒める形で使うことも多いです。
<「対岸の火事」と「高みの見物」との違い>
「対岸の火事」と似たことわざに「高みの見物」があります。「高みの見物」は「自分に被害が及ぶことがなく、第三者としてものごとを見物すること」という意味のことわざで、「興味本位で状態を眺め見ること」を指しています。
「高みの見物」は「関係がないからただ見ているだけである」また「事態に巻き込まれたくないという理由で距離を置いて成り行きを観戦する」というニュアンスで使われる言葉です。「対岸の火事」とは類語として捉えられますが、「高みの見物」は下の方でワイワイしているのを、高い場所で見下ろすというニュアンスがベースで使われることがほとんどとなります。
亡くなった79歳男性は、多分、その家の「ご主人」だと思われ、でっかいベンツを転がしていた家族経営の中小企業の社長さんで、あの3.11の前日に、
「対岸の火事とせず」助けてもらったことがあります。
自分は中年になってから運転免許を取得したので、超下手くそで(今は運転ヤメました)、2011年3月10日、家のそばに路駐した際、ナント、タイヤが側溝に落ちてしまい、
ど、どうしよう‼️・・と、ボーゼンとしてると、
高校生位の若い男の子が現われ、
「大丈夫ですか、誰か来るんですか?助け呼びましょうか?」
と、言うのでお願いしたら、
来てくれたのが、「じいや」と呼ばれている「ご主人」の「番頭」さんで、
犬の散歩に庭掃除に大工仕事・・何でも出来る「じいや」が救出してくれました。
その時、「ご主人」も最後の方で顔を出し、呆れて笑ってましたが、
きっと、お孫さんに「ちょっと行ってこい・・」と申し付けたのだと思います。
で、翌日、ペルーラムさんが拙宅に来て、そんな話をしていたところに3.11が起き、
改めてお礼に行くつもりだったのが、それどころではなくなり、
後日、道ですれ違った際、高校生とそのお母さん(お嫁さん)にお礼を言っておきました。
そして、それ以来「ご主人」のことを「ベンツのおじさん」と呼んでましたが、
その頃の「ベンツのおじさん」は石原軍団っぽい感じで、
見た目はかなり近寄りがたい感じでしたが、たくさんの孫がいて、子煩悩な印象です。
しかし2012年、「ベンツのおじさん」に青天の霹靂が起きました。
真っ赤なスカイラインGTRに乗っていた、まだ若い三男さんが、交通事故で亡くなったのです。
突然、息子を失った「ベンツのおじさん」は、最初のうちはいつもと変わらない様子でしたが、
そのうちベンツの代りに介護会社の車が駐車するようになり・・
5年ほど前に脳疾患系で倒れて「要介護4」だと聞いた矢先の火事でした。
子どもに先立たれるほど「悲しい」ことはなく、
「対岸の火事とせず」だった「ベンツのおじさん」を、
22歳の若者が助けに行ったのも不思議ではありません。
それにしても気になるのは・・・
ペルーラムさんいわく、このところ異常に火災が多いとのことで、
地球の磁場の乱れの影響が大きくなっているのかもしれません。
そして、もう一つ大変気がかりなのは、
「じいや」が散歩させていたグレートピレニーズで、
火災の間、犬の鳴き声は全く聞こえなかったのですが無事なんでしょうか?
5次元を知ってる・・という金城光夫氏は、これからは生死の区別はなくなると言ってますが、
やはり知人が亡くなるのは寂しいもので、ご冥福を心からお祈り致します。
*追記:後日、「ベンツのおじさん」の家の方から、グレートピレニーズは無事だったとお聞きしました!
火事、大変でしたね、、びっくりしました。
イルカさん含めて近所の方も、もちろんそのお家もすごくすごく怖かっただろうと読んでいる私にも伝わってきました。
そのベンツのおじさんも、亡くなった消防士の方にもご冥福をお祈りします。
おじさん、あの世で三男さんに会えてたら、、
と思います。
消防士さんの親も、おじさんと同じ境遇になってしまったけれど、どうか心の傷が癒やされる日が遠くてもいつか来ることを祈ります。
ありがとうございます。正直、マッチの「火」でもこわかったりする人なんで、ホント、すごい体験でしたが、レスキューレメディを飲んでいたのでもう大丈夫です。
<おじさん、あの世で三男さんに会えてたら、、>
私もそー思いまーす!
たまたまつけたテレビで見て、「八王子?どこ?」と思って目を凝らしてもわかりませんでしたが、そちらでしたか…。
本当に悲しく、胸が締め付けられるようなニュース…。
私も近所の一軒家で火事が起きた経験がありますが、確かに思ったより鎮火には時間がかかっていました。
普段、当たり前、と気にもしていなかったことやものや人に改めて感謝をしたいと思います。
火事のニュース。他にもありました。
辛いですね。
亡くなった方々へお悔やみ申し上げます。
<私も近所の一軒家で火事が起きた経験があります>
町田の実家もアルとのことで、意外と多いのですね。ホント、このところ多く、ラムさんの親戚(群馬)の家も全焼したとのこと。。ビックリです!!