「3.11以降、世界が変わった・・」と言う人が結構多いですが、
幼少の頃から「夢」で宇宙図書館に入っていた故辻麻里子さんは、
3.11の直後、現実社会で頻繁に、
「高速エレベーターに乗って急降下するような浮揚感」
「足の裏から力が抜ける感覚。立ちくらみにも似た奇妙な揺れ」
を感じるようになり、スキャニングの結果、「全領域の自分を救出しなくては・・」と感じたことを、未完の原稿にメモしてました。
たとえば、この地震により日本列島が微妙にずれたとしたら、肉体とそれをつつむ層に物理的なずれが生じたとしても、何らおかしいことではないのかもしれない。・・
「中心軸を設定し直さなければ。できる限りすみやかに」
それは高次の自己、すべてを包括している観察者である私の声のようであった。私は肉体のバイブレーションから意識を離し、高次元の自己や観察者と呼ばれている視点に立って状況を俯瞰してみることにした。
これは、あくまで現時点における仮説に過ぎないが、もしかしたら、もっと壊滅的な現実があったのかもしれない。たとえば、原発事故の被害がもっと甚大で、日本列島のほとんどが放射能で汚染されてしまった世界がどこかにあるとしたら・・?
その一方で、もう少しましな現実があったのかもしれない。たとえば、原発事故が起きなかった世界がどこかにあるとしたら・・。
すると「この現状から意識を進化させて、本来の自分に合流しなければ」という奇妙な感覚がやってきた。・・かつて私は、夢の中で時間を遡り過去の自分を救出したことはあったが、この現実社会において現在進行中の別の領域にいる自分を救出し、さらに中心に回帰することになるとは。この人生で初めて味わう浮遊感だった。
「これはパラレルワール・・・?」
私は思わずSFチックな言葉を発していた。
この体験談は、自分にとってはすごくリアルなお話で、
しかしそれは3.11の時ではなく、3時間にわたる外科手術を受けて退院した直後のことでして、
23歳の時ですが、気軽に受けた手術が、想像を絶する体験であったことは3.11と同じで、
自分という存在が「たくさんいる」感覚がしばらく抜けず、
その話を、当時親しかった「物知り」な年配男性にしたら、
「そういうのは、思春期にありがちなことなんだよ・・」
と、軽く言わちゃいましたが、
この体験のおかげで、多次元というものがアルと確信した次第です。
で、辻麻里子さんは1987年に「23歳はある星の成人式にあたる」という夢を見たそうです。
1987年から2012年までの25年間と、2013年から2037年までのビジョンを宇宙船のなかで見せられたのです。「このミッションに参加するつもりはあるか?」と、臨死体験にて出会った長老に聞かれたものの、ビジョンの内容に圧倒された私は丁重にお断りしました。
しかし、「23歳はある星の成人式にあたるから、これからは宇宙の民として責任ある仕事をしなさい」とのこと。帰り際に、数字や記号が書かれた暗号文を託され、(9+13)+1という計算式の意味を説いて、その答えを発信するようにといわれたのです。
辻麻里子さんが23歳の時に見た夢で、後に「22を超えてゆけ」を出版し、
1987年から30年後の2017年、享年53歳でこの世を卒業された辻麻里子さんの遺作には、
「人類がなぜ22を超えられないのか」が記されてました。
夢の中に降りていくと、大きな湖が見えてきた。
私は湖に浮かぶボードに乗っている。
少し離れたところに一隻のボードがあり、そこに8組の親子、合計16人が乗っていた。
「あのボードは、これから沈みますよ」
と、誰かが言う。
早く知らせなければと思ったが、あっというまにボードは沈んでしまう。
そこで視点が切り替わり、私はボードの上空からその上空を見ている。それは、湖の上空と水の中という多次元的な視点を同時に持っていた。ふと気づくと、隣には臨死体験の際に出会った人がいて、今起きてることを説明するのであった。
「水中で起きてることに注目しなさい」とその人は言った。
目を転じると湖の中はまるで地獄絵図のようだった。
8組の親子が網のようなものにからまっている。
まるでクモの糸のようなものにからみとられ、
もがけばもがくほどからまっていく。もう時間がない!
早くほどいて脱出しなけれな溺れ死んでしまうだろう。
8人の父親たちは自力でクモの糸を脱出することができた。
そして我先に自分の子どもを助けようとしている・・。
しかし、上空から全体を俯瞰して見ると、8組の親子は輪を描き、実の子どもは父親から見て一番遠くにいる。互いに対角にある一番遠い位置にいるのだった。目を転じると、自分の一番近くには、よそのうちの子どもが苦しそうに助けを求めている。すべての父親が、一番近くにいる子どもを助けたら、全員が助かるだろう。
しかし、自分の子どもを助けるために、一番近くにいる子どもを踏みつけにして湖底へと沈めている父親がいた。それを見たその子の父親が自分の子どもを助けようとする。よその子を踏みつけにして・・その様は、まさに地獄絵のようだった。
子どもが一人、また一人と犠牲になり、湖底に沈んで行く。その中でたった一人だけ、自分の子どもを助けずに、一番近くにいるよその子どもを助けようとしている父親がいる。自分の子どもは、よその父親に踏みつけにされて湖底へと沈んで行く。子どもの目は、真っ直ぐに父親に向けられている。父親に見捨てられた子どもの悲しみと、自分の子どもを助けることのできなかった父親の悲しみが波のように押し寄せて来た。
なぜこんな悲惨な夢を見せるのだろうか?私は夢の中で怒っている。
しかし冷静に考えてみれば、なぜこの夢に登場するのは母親でなく父親なのかという疑問が生まれた。この夢は母性ではなく、父性というものについて語ったものなのか・・
次の瞬間、よその子を助けた父親と、湖底に沈んだ子どもが、一緒に高いところへと引き上げられて行くのが見えた。ふたりは手を繋ぎ、空高く昇って行く。
「見よ、これが、人類が22を超えられない理由である。
ここにいたすべての父親が、一番近くにいる子どもを助けたならば、すべての子どもたちは助かっただろう。しかし、一人の父親が自分の子どもを助けることを優先したために、よその子どもを蹴落とした。それを見たその子の父親が、自分の子どもを助けようとした。それを見ていたほとんどの者が、ある意味で平常心を失い、我先に同じ行動を取ったのだ。
ここで注目するべくは、他者を蹴落としてでも自分の子どもを助けようとしたものは、全体のうちの1人しかいなかったということ。他人の子どもを助けたのも全体のうちの1人。残りの6人がどう行動するかで人類の未来は大きく変わるんだよ」
「なぜ、こんな惨たらしい夢を見せるのですか!」
私は怒ったようにその人に言った。
「これは、本来の父性のありかた、宇宙的な父性について説明した夢である。人間は女性であろうと男性であろうと、自らの内に父性と母性を宿している。そして、家族が一番大事だとか、自分の身内だけ良ければいい、自分だけ助かればいいと思っていたら、人類はいつまでもたっても22を超えられないだろう。
あの父親を見よ。彼は我が子を助けられなかったことを悔やみ、悲しみにくれていたが、彼と彼の子どもの魂は高次の世界へと引き上げられたのだ。それが清き魂の行き先である」
2010年に観せられた「夢」とのことですが、まるで3.11以降の日本を予測するような内容であり、
2012年、役所広司さんと小栗旬さんがコラボした「キツツキと雨」では、
<「キツツキと雨」>
第24回東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞、第8回ドバイ国際映画祭では、最優秀脚本賞と最優秀編集賞、さらに主演の役所広司が最優秀男優賞を受賞している。
キャッチコピーは『雨でも… きっと晴れるさ。』
木こりの、役所お父さんが、
見ず知らずの新米監督、小栗旬さんのピンチを助けることによって、
実の息子の「気持ち」を深く感じれるようになり、親子が和解する・・という素敵なお話でした。
個人的には最近の日本エンタメの変化に、「22を超えてゆけ」を感じる時が多いのですが、
春分明けの2019年3月22日の朝、
正確には6:44分頃、
牡羊座にある太陽が顔を出すのを見ていたら、
飛行機が通過し、
横田基地の方に去って行きました。
ウチは八王子でも横田基地に近いので、オスプレイとか見かけたりするのですが、
どう見ても民間機でしたので、
調べてみたら、さすがネット時代、ウオッチしてる人がいて、すぐに機種が分かりました!
「カリッタ・エア」というアメリカの貨物エアラインで、
G’morning 横田基地 06:27 RWY36↘︎
今日のジャンボKalitta Air Line
Boeing 744(N708CK)
UAM🌴 ✈︎ OKO🗻
やはり「横田」に向かってたようで、
3.11が起きた時、たまたま我が家に居合わせたペルーラムさんが空を見て、
「今日はやけに民間機が飛んでるなぁ・・」と言ってたことを思い出しました。
その頃の自分は、横田に民間機が離発着していることすら知りませんでしたが、
辻さんの置き土産は「藍・あい」を「あお」と読み、
同じ空の下、「藍・愛」あるウォッチで「俯瞰」し続けることで、
「22を超えてゆく」が可能になるのかもしれませんね!
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