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岸田秀氏の「日本国民は精神分裂病」と「ロード・オブ・ウォー」に学ぶ戦争の仕組み

「本作は実際の出来事に基づく」という2005年制作の、

「ロード・オブ・ウォー」のエンディングには、その当時の「事実」として、

●最大の武器供給者は、米・英・露・仏・中である。
●この5カ国は国連安保理の常任理事国でもある。

と、流れましたが、

「それが映画をダメにする」の辛口評論家、前田有一氏は、

「ロード・オブ・ウォー」に85点(100点満点中)をつけています。

<押し付けがましくない社会派映画>

この映画は、実在した伝説的な武器商人数名のエピソードをまとめ、架空の男の一生として描いた、半実話の劇映画だ。主演は「ナショナル・トレジャー」等で活躍中の人気俳優ニコラス・ケイジ。彼ほどの役者が主演する大作ドラマにもかかわらず、題材があまりにデリケートだったため、イラク戦争真っ只中だった米国内では資金調達できなかったという、いわくつきの作品だ。結果、配給会社のあるカナダなど、外国からの投資で製作資金をまかなった。・・

『ロード・オブ・ウォー』は、LORD OF WAR だから、「戦争を支配する者」というような意味だ。そのタイトル通り、ニコラス・ケイジ演じる主人公は、武器の流通を握ることによって、世界中の戦争、紛争を支配しているかのごとき立場に立つようになる。

ストーリーの面白さは抜群で、普通はあまり知ることのない、しかし興味深い世界ということで、画面にかじりつくように見ることができる。実話を元にしてはいるが、あくまで劇映画ということで、製作側には大胆に脚色を加えられるという自由がある。そのおかげか、とても見やすくなっている。・・

物語は、徹底してニコラス・ケイジを追いかける形で展開する。常に彼の顔が画面に入っているのではと思うほど、まさに出ずっぱり状態。主人公は、残虐な性質ではなく、むしろ人間味あるただのビジネスマンといった設定なので、自分が売った武器で人が死ぬことに苦悩したりもするのだが、あまりそうした悩みをドロドロ描くことはなく、ライトなタッチで話は進んでいく。・・

社会派の映画であるが、押し付けがましさがなく、気軽に見られる。アメリカ政府こそが最大の悪じゃないのか、と匂わせるテーマも、まあありがちではあるが素直に受け取れる。

https://movie.maeda-y.com/movie/00648.htm

戦争モノって苦手なんですが、この映画はホント、観てヨカッタ〜な感想で、

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<強烈なインパクトを覚える作品。>

イーサンホークが好きなので 以前から気になっていたのですが
テーマが重そうなので なかなか見る気にならず先延ばしにしていました。
結果、見て後悔はありません。
実在の人物がモデルとのことですが ニコラスケイジ、流石です。
違和感が全くありませんでした。
冒頭から 映像といい 音楽といい センスの良さが感じられ
最後まで見入ってしまいました。
何の知識も持たずにみていても わかりやすく 色々考えさせられました。
沢山の方に見て頂きたい作品です。

Amazonレビューより、

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2019年暮れ頃から知った坂本氏情報によると、

日本の「国体」を守るアンタッチャブルな闇忍者集団が、
古代から世襲で実在してるとのことでしたが、

暗殺集団である彼らが地獄行きかというと、坂本氏いわく「そうではない」とのことで、

ニコラスケイジ演じる武器商人の「何かに守られている」かのごとくの運の強さに、

この世の出来事を「良い悪い」でジャッジするのではなく、タダ、体験するために「来た」というのがよくわかり、

ラストシーンで武器商人が語る、体験からのお言葉、

『生き残る秘訣は”戦争に行かないこと” 特に自分からは・・』が光ってました!

で、映画公開から3年後、モデルになった方が逮捕されたそうですが、

映画では、愛妻のタレコミでついに逮捕された武器商人、すぐに釈放されるよ・・と予言し、その理由を、

『私は残虐な指導者たちと仕事上つき合ってきたが、その何人かは君たちの敵の敵だー最大の武器商人は君のボス、合衆国大統領だ。輸出量は1日で私の1年分。証拠が残るとまずい取引もある。そんな時は私のような、フリーランサーに委託する。だから私を「悪」と呼ぶのはいい・・だけど君たちにとって必要悪なんだ』

と語る、闇の武器商人・ケイジに対して、

正義の味方、インターポール役のイーサンホークは、一瞬、不意をつかれた表情になり、
『地獄に堕ちろ』『もう堕ちてるか』と憎々しげに言うのですが、

その言葉を聞いた武器商人の「悲しい顔」は、まさに慈悲・憐れみの眼差しで、
魂レベルでたくさんの経験を積んだ(過去生でも?)キャパシティを感じましたが、

面白かったのは、釈放されたケイジは「天職に戻り」、中東に武器を密輸するのですが、検問で「砂漠に傘?」というやり取りで、

外人さんは「めったに傘を差さない」という過去記事を思い出しました。

傘をささない欧米文化と河野十全氏の「気の幸福論」

いつ、敵が襲ってくるか分からないから手がふさがる傘はNGで、銃を持ってると安心・・という欧米人の心性を、日本人が理解することは難しく、

日本のフロイド研究の第一人者、岸田秀氏は、

<岸田 秀>

日本の心理学者、エッセイスト、和光大学名誉教授。
主著に『ものぐさ精神分析』。翻訳書も多数著している。新しい歴史教科書をつくる会の賛同者として、産経新聞にコメントを寄せたことがある。妻は、文化人類学者の船曳建夫の実姉。
1980年代に到来する「ニュー・アカデミズム」の先駆とでもよべる人物である。なお、学者・研究者としてどの学会にも属していない。

wikipedia

そんな日本人は、ペリー来航以来、精神分裂(統合失調)状態だと言ってましたネ。

はじめに結論めいたことを言えば、日本国民は精神分裂病的である。しかし、発病に状態にまで至ったのはごく短期間であって、たいていの期間は、発病の手前の状態にとどまっている。だが、つねに分裂病的な内的葛藤の状態にあり、まだそれを解決しておらず、将来、再度の発病の危険がないとは言えない。現在は一応、寛解期にある。

日本国民の精神分裂病的素質をつくったのは、1853年のペルー来航の事件である。

鎖国していた徳川時代は、個人で言えば、外的世界を知らないナルチシズムの時期に相当する。日本は、極東の島国という特異な地理的条件のため、他の諸民族、とくにヨーロッパの諸民族とくらべると、はるかに長いあいだこのナルチシズムの自閉的状態に安住しつづけることができた。

有史以来、一度として外国の侵略や支配を受けたことのない、言わば甘やかされた子どもであった。もちろん、古くは朝鮮、中国と交渉をもち、近くはポルトガル、オランダとわずかながら関係をもったが、それはあくまで日本側から言えば気ままな関係であった。つまり気に食わなければいつ絶交しても日本はたいして困らないのであった。これは、気に入った友だちとだけ遊んでいればすむ幼児期の人間関係であって、気に入らない嫌な奴とも何とか妥協点を見出してつき合ってゆかなかればならないおとなの人間関係ではない。

そのような甘やかされた気ままな生活に安住しているときに突如としてやってきたのが、ペルー率いる東インド艦隊であった。日本は、おとなの人間関係を結べるほど精神的に成熟していなかった。だからと言って、つき合いたくないとペリーを追い返す力はなかった。日本は無理やり開国を強制された。・・別の譬えを用いれば、苦労知らずのぼっちゃんが、いやな他人たちとつき合わなければ生きてゆけない状況に突然投げ込まれたのである。

それまでの状況とその状況の落差がひど過ぎた。それは日本にとって耐えがたい屈辱であった。このペリー・ショックが日本を精神分裂病にした病因的精神外傷であった。

「心理学」好きの頃、フロイドなら岸田秀、ユングなら河合隼雄というのが定番でしたが、

昨日の記事で、

「ドリーマーズ」と「人生、ここにあり!」に学ぶ毒親の共通点と暴力なき世界

インボーに詳しい(教えていただきました)読者さんから、こんなコメントが入ってました。

***************

>一般に、「思い込み」と「幻想」の世界に引きこもって、現実社会に適応出来なくなってる状態を「精神障害」と呼びますが…
>健常者(と言われている人々)にこそ…

心理学の先生である岸田さん(日本が世界に誇る?)に言わせると、人類はサルの胎児の段階で止まっていて、動物が本来持っている本能が壊れちゃったので、共同幻想という精神障害にならないと生きていけなかった、みたいに言ってますネ。

人類は他の動物が誕生直後の無能・無力状態が短いのとくらべて、何も出来ない期間が非常に長く、だから子育てがとても大変だけれど、それをやらない人が出ると困るから、いろんなタテマエ規範、幻想を使って滅亡をさけたりした、とかいった説明です。

そして通常、子育ては女性が担当するもの、とかいった幻想がまた幻想を呼び、そんなこんなで精神障害になったけれど、たまに本能が呼び覚まされた人が現れちゃうと対応に困って、精神障害者という病気というコトに。。。(・・;)

わたしはフロイドって、なんかよくわかんなかったんですが、岸田さんの説明でなるほど!と思いました。

わたしがお奨めするのは、最初の「ものぐさ精神分析」と「幻想の未来」ですかネ。
たぶん岸田さんは今日の記事のような分野の考察では、その名前のとおりとても秀逸だと思います。

***************

要点を上手くまとめてくれてますが、よーするに「自我」とは「作り物の幻想」であり、

ラー文書で言えば、第二密度の動植物たちには精神障害はあり得ないけど、

常に「自我」というスクリーンを通してリアルを体験している第三密度は「選択の密度」で、それぞれの「共同幻想」で成り立ってるわけで、

少なからず皆「正気でない」のだけども、その自覚もなく、精神障害を可哀想・・なんて思う方がよっぽど可哀想なのは、武器商人とインターポールの関係と同じですネ。

養子である岸田氏は元祖「毒親」説の方ですが、こちらのレビューにあるように、

「人間は本能が壊れた生き物であり、子育てのために物語が必要。親の毒はそこから発生するのだから、親の呪縛から逃れようと思ったら、まず親の作った物語を的確に読み切った上で、それを打ち破る物語を自分自身で創作することが大切」

まで達観しないと、読んでて辛くなる文体かもしれず、

親自身が赤子ですので、子どもが子どもを育てるのに完璧を期待してはいけません。

で、なにゆえ日本人は「甘やかされた気ままな生活に安住」していられたのかは、天皇制というか、神社のシステムにあったことが坂本氏情報でよく分かりましたが、

ナント、日本人と外人では「魂」の大きさも、「出自」も違うそうです!

<日本人の魂について>

宇宙では、魂の大きさは1mが基本ですが、今の日本人は女性7cm・男性5㎝。
 
日本人は天孫降臨(7万年前)の宇宙人から分かれた魂で、外国人は2種の鉱物から作られた人工魂の人工生命体。

日本人にはのちにアーリア人という戦闘民族の宇宙人の魂がブレンドされている。ブレンドの割合は個々に異なる。外国人は子供をたくさん作るので魂が小さく、日本人はまだ最高生命体様が補っているので少し大きい。

天孫降臨後、2回の再生計画が行われている。1回目は進化できず全員が吸収組(皆殺し)、2回目も進化できず殆どの魂が吸収される。(四国高知の海岸線は2回目の再生計画時に宇宙からの隕石がぶつけられた痕の一つ。)

常時、世界中から肉体を去った魂を集めているのが小竜様で、魂が吸収される(転生できない)日本人は最高生命体様に、また、人工魂の人工生命体は鉱物に戻して作り替える。1億の日本人の魂で1体の最高生命体様が生まれる。

神社は、竜神様が亡くなった日本人の魂を集めているところ。靖国神社は日本人の男性の魂を集めている。そこで統合されてスサノオの最高生命体様を作っている。今現在靖国神社で男性の最高生命体様が生まれつつある。

現在の日本の神社で集められている御霊を集合すると、100の最高生命体様が生まれる。このトップが天皇陛下です。再生後は、天照様(最高生命体)とスサノオ様(最高生命体)が合体して、巨大最高生命体様になるそうです。未だかつてない巨大最高生命体が誕生する。

天照様は天孫降臨の宇宙人の魂がこの太陽系の主である最高生命体様と合体した存在ですが・・・。

太陽系の魂である最高生命体様(エネルギー体)が、物質太陽と分離した時に、我々が見ている太陽が生まれる。最高生命体の抜け殻でもある物質太陽の中心には凄い重力がかかるので、その圧力で燃えている。

地球から、亜空間を母船が高圧高温で移動するときにでるゴミである、ダイヤモンドや金を母船で運び燃やしている。

北極星は、見ているその位置に星はなく、北西45度から真下に30度の方向に本当の北極星はある。それは役割を終えた太陽(物質)を吸収する吐き出し口になっている。

地球誕生後の一番の先住民は竜神様で、40億年前に地球に誕生し(宇宙人様が連れてきた。)その後、20億年かけて独自の進化をし、最高生命体の悪の部分であるワームと分かれ、善の最高生命体になる。

本来は最高生命体は肉体を持たないが、地球の竜神様はたぐいまれな進化をして、ミネラルと純水でできた肉体を持っている。

https://sites.google.com/site/littlejobkit/topix-1

SF? フィクション? なお話ではありますが、

こちらの動画で「アマテラスさんは荒神?」の絶妙なツッコミする鹿児島出身の奥様&愛猫も、一緒に宇宙に行って「体験」したとのことで、

超サイキックな坂本氏のおかげで、現・第三密度の「共同幻想」の仕組み(の一部)がナルホド・・ではありますが、

ホーキンズ博士は「多神教の神々は自我の投影」だと言ってましたね。

ユングの意識レベルは520で多神教の神々は自我の投影

多神教の神々とは「宇宙人」だったわけで、宇宙人と霊的なものは密接につながってます。

魂の大きさ・出自はともかく、エンタメに関しては、欧米の方が「おとなだな〜」っていつも思うのですが、日本はここまで病んでないのも事実で、

そろそろ日本人は精神分裂状態&天子様の赤子から脱して、「おとな」になってもイイ時期かもしれませんね〜

  

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