長年住んでいても、いわゆる「地元」ではないので、
八王子のことをあまり知らなかったのですが、
清里から帰ると「なんか人が多いな〜」と感じるので、調べてみたら、
清里のある北杜市との人口密度差は40倍以上で、
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北杜市 面積 602.48km2
総人口 43,724人
人口密度 72.6人/km2
八王子市 面積 186.38km2
総人口 579,952人
人口密度 3,112人/km2
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東京の端、広〜い八王子ですが、神社とかも多く、結構イイ街だな〜と再認識するようになりました。
東京都西部(多摩地域)に位置する市。2015年に東京都で初めて中核市に指定されている。2021年時点で多摩地域(市町村)で最も人口が多く、都内唯一の中核市となっている。 東京府(現在の東京都)において、東京市(現在の東京23区)に次いで2番目に市制を施行した市である。 人口は約57.8万人で、都内では東京都区部に次ぐ第2位である。面積は奥多摩町に次いで、東京都の市区町村で2番目に広い。また、多くの大学もあり、大学都市の特徴ももっている。
特に飲食店は、やはりある程度の人口がないと・・という面がありますが、
ウチは「ひっそり」系が好みで、「八王子食堂 日々」には、八王子に戻ると必ず行ってます!
特に「出汁巻き卵」にハマってしまい、日本人に生まれてヨカッタとひとしおですが、
旦那さんが最近ハマっている「八王子国の歩き方」に、本格的なガレット屋さんが出ていて、
う〜〜ん、これは行ってみたい・・と、早速行ってみました〜
フランスに居た時、ムフタール通りのガレット屋さんによく行きましたが、
アチラではガレット(クレープ)はちゃんとした食事で、
「café de la poste」のガレットは、ボリューム的には日本人仕様ですが、お味は本物で、
この自家製ピクルスも、とっても美味しかったです!
デザートには「自家製塩キャラメルジャム」のクレープをいただき、
さすが自家製、濃厚で味わい深いキャラメルソースでした!
とっても小さな店で、カードも使えませんが、
元国語教師だったエリックさんの丁寧な人柄が出ているお味で、日本人の奥様共々、クレープの修行をしたようです。
印象的だったのは、11時半の開店直後に入ったのですが、店前に「今日は一人なのでお時間がかかります」的な張り紙がしてあり、了承して入ったのですが、
さらに注文の際、エリックさんは各お客様にそのことを伝えてました。
フランス人にもいろいろなタイプがいますが、真面目そ〜という感じで、
お勘定の際、出身を聞いたら「ボルドー」だったか「ブルゴーニュ」だったか・・とにかく食通の街で、八王子に越して来て7年目とのことでしたが、「パリの下町みたい」と気に入ってるとのことで、
今朝、フェイスブックを見たら、ノリノリだったのですが、
本日6月9日は『ロックの日』
「ロ(6)ック(9)」と読む語呂合わせですよ~
ということで!本日、朝から気分は
エルヴィス・プレスリーの「監獄ロック」でスタート♪
奥様の親が急に具合が悪くなり、急遽「一人で」になったとのことで、「申し訳ない」とおっしゃってました。
昼前には満席でしたので、一人で切り盛りするのは大変そう・・でも、美味しかったので大満足、ご馳走様でした!
奥様は日本人で、多分この方だと思われ、
読者さんにも国際結婚の方がけっこういて、世界が広がる・・という意味でのグローバルは素晴らしい・・といつも思うのですが、
グローバルとグローバリズムの違いを、元ウクライナ大使さんが、わかりやすく説明してくれてました。
「グローバリズムVsナショナリズム」の戦いは、今年か来年には決着がつくとのことですが、
フランスのマクロン大統領の出方を見ると、グローバリズムは形勢不利?
「ロシアのプーチン大統領に恥をかかせるようなことがあっては決してならない」
と発言して、ウクライナ政府が大激怒というようなことが報じられていました。・・
そして、昨日は、ハンガリー議会が、
「ウクライナのゼレンスキー大統領は精神的な問題を抱えている」
と発言して、これも、ウクライナ政府は大激怒していました。
国境を超えて、ごくごく一部のエリートの利益を優先するのがグローバリズムで、
一般「ピープル」をなおざりにするグローバリズムのイデオロギーは、草の根の「国際交流」とは全く別物であることを認識することが大切なんですネ。
そういえば1988年、カンヌの語学学校での教師、アニック(すごい美人でした)は授業外のオフレコで、
「まったくアメリカ人グループは何しにココに来ているのか、バカンスならカルフォルニアに行けばいい」と、ちょっとキレてましたが、
米国が世界の中心だと、どこに国に行っても「英語で通す」風潮がグローバリズムを推進して来た次第で、
(仕事上の)コミュニュケーションの手段として英語やフランス語を学んでも、
「自国語をなくすことは絶対に出来ない」とヨーロピアン達は言ってました。
そして結局、グローバリズムでジリ貧になってしまったのが、一般の米国民であり、
馬淵氏は、どこの国でも「普通の方=ピープル」の方が立派だと言ってますが、
日本人がノーテンキでいられるのは、日本語だけでOKな社会なせいかもしれず、
「パリの下町・八王子」で丁寧な日本語を使って、
フランスの味を提供してくれている、グローバルなエリックさんに感謝です!
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