「神様はバチをアテナイ・・」という言葉を聞いたのは、
ペルーの先生を紹介してくれたヨガの先生からでしたが、
神仏研究家の桜井識子さんは、一神教と多神教の神様の違いをこう述べています。
この”唯一神”(神社にいる高級霊の神様と区別するためにこう呼ぶことにします)について、私なりに学び、感じた特性を書きたいと思います。
この唯一神は、人間一人ひとり、全員に深い愛を注ぎ、常に全員を見ています。それは親の愛情よりもはるかに濃く深い愛であり、本当に大事に思ってくれています。
そして唯一神は、心の奥底まですべてが見えるので、ある意味、本人よりも本人のすべてを知っています。ごまかしなんかききません。
この唯一神から見て、何よりも大事なことは、「魂の成長」「霊格の向上」です。
この人はこの部分を直せばもっと霊格が上がる、と思われたら、そこが直るような出来事を起こします。それは病気だったり、事故だったり、経済的な打撃だったり、人から裏切られたり騙されたりと、いろいろな状況を作ります。
出来事が起こった時、本人はつらい目に遭うのですが、”格段に霊格が向上する”方が大事なので、実行されます。・・
平坦な道を歩くような、何もない人生は、うっかりするとそのままで終わってしまいます。
そして、つらい出来事が一段落して後から考えると、自分の良くなかった部分が直され、霊格が大きく向上しているのがちゃんとわかります。自分では直すことができない性格、考え方、そういうものを矯正してくれるのです。それはこの唯一神にしか出来ないことなのです。
「深くあふれる愛情」=「何もトラブルのない人生にしてあげる」ではありません。この”性格や考え方の矯正”の他に、悪いことをして霊格を下げた場合、もしくは、真っ直ぐ歩んでいた霊性の道を横道にそれた場合は、キッチリ軌道修正をします。
これも一人ひとりを深く愛するがゆえです。一般的に言う、バチが当たる、というのがあたります。これは懲罰ではなく、正しくいうと、軌道修正なのです。
自然高級霊である神社の神様や、仏教の仏様は、人間にバチを当てたりしません。
神様や仏様に失礼を働いた場合は別ですが、どこぞの一個人が盗みを犯したからといって、神様仏様がわざわざバチを当てに行ったりはしません。
しかし、この唯一神は違います。
可愛いわが子(すべての人間ですね)が霊格が下がることをしたら、それを放置することはありません。すぐに起動
修正する(=バチを当てる)こともありますが、普通はしばらく様子を見ています。本人が自分で気づき、改心し、自分で修正するチャンスを与えてくれるのです。
自分では気づけない、もしくは修正出来ない。わかっていても修正しない、するつもりもない、となるとバチを当てる、つまり、ムリヤリ起動修正します。その場合、「容赦なく」という感じです。世間を見渡せば、いくらでもその例がころがっていることに気づくと思います。
この唯一神は、本当に私たちのことを思い、深い愛情で包んでくれてるのですが、それゆえに厳しいのです。このことがわかってから、私は自分の良心に少しでも引っかかることはしないように心掛けています。後で必ずバチが当たるからです。
自分の”良心”は霊格を保つ基準装置です。霊格が上がれば上がるほど、当然、この基準装置も厳しくなります。明らかに悪いこと、たとえば嘘をつくとか、空き缶を道に捨てるとか、そういうことは自分で明確にわかるのでしないと思いますが、うっかりすると見落としてしまう悪いこともあるので、日頃からちゃんと考えることが大事です。
ブログ界では有名・・らしい、桜井識子さんを知ったのはつい最近で、
Mちゃんから、初イベントの打ち合わせの際に聞いたのですが、
ラー文書が伝えるところの「一なる法則」=一神教と、
現生ご利益的な多神教との違いをちゃんと区別していてナイスです。
もっとも仏教は本来は一神教でして・・
ワンダラーとして一回限りの「地球人」を体験したイエス様と、
地球生まれで、何度も転生して悟った「ブッダ」は、一神教のスーパースターですネ!
個人的には今まで、神社仏閣とは自然の「気」を感じ、
自分の中にいる「神様=一神教」とつながる場だと思ってましたが、
桜井識子さんの神社仏閣体験談には、
それぞれユニークで個性豊かな神様が出てきて、なかなか面白いです。
例えば、今はすっかり田舎暮らし・・が性に合ってる感じではありますが、
若い頃、通っていた学校・会社は、都会のど真ん中「赤坂」にありまして・・
赤坂にある豊川稲荷には、「ダキニ天」という白いキツネに乗った女性の神様がいて、
たくさんの眷属(キツネ)が守っている豊川稲荷の「気」はすごーくイイそうです。
イライラしてたことは重要じゃないしな、ま、いっか、と何故か悩みが跡形もなく消え、心が晴れ晴れとポジティブに輝いていました。仏様の色が強いから心の闇を癒すのか、すごいパワーです。・・
しかしこれだけの眷属がいて、親分がいないというのはありえないです。おかしいなぁ〜、と思いながら境内を歩きました。
すると小さな参道を作ってある一角がありました(奥の院)。拝殿に入ってみると、何だかとても不思議な空間で、「神道っぽい気があるかもしれませんが仏教です」「でも仏教バリバリではなくちょっぴり神道色入れてみました」みたいな感じの作りなのです。・・・
「ダキニ天さんに会いたくてここに来ました!会いたいです!お姿見せて下さい、お願いします、お願いします!」
すると、すぅ〜っとダキニ天さんが現れてくれました。
白いキツネに乗った女性の姿です。うわぁ、本当にキツネに乗ってるんだ〜、と思いました。
怖い雰囲気は全然なくて、でも慈悲深い仏様という雰囲気とも違い、淡々とした感じで優しさも兼ね備えた、そんな気を放っていました。
「ここはやっぱり金運のお願いが多いのですか?」と聞いてみたら、
「なぜ、人間はみなお金が欲しいと願うのか・・」とため息っぽく言われました。
「金を持っても幸せではないのに・・」とも言っていました。
そうなんですよね、それはみんなわかっていると思います。ですが、経済的な余裕も大事で・・と言いつつ、なぜ人間はお金を欲しいと思うのか、について自分でもいろいろ真面目に考えてみました。
答えはたくさんあって、自分の場合はなぜだろう、とさらに真剣に考え、どうして経済的に苦しいのが嫌なのかを一生懸命に話すと、ダキニ天さんは私の考え(私の事情)に納得してくれたようでした。
そこでいきなり、「それではお前はどれくらいの金が欲しいのか」と聞くのです。え?金運もらえるの?と驚きました。
「やった〜♪」と思いましたが、それまでの話の流れから、さすがに「大金持ちになりたいです!」などと欲張ったことは言えず・・泣く泣く謙虚に控えめにお願いしました。
ダキニ天さんは、右肩にかついでいた稲穂の束に実っているモミを一粒取って、私に向かってフーッと飛ばしてくれました。・・
その束から一粒取ってくれたモミは、私の頭のてっぺんに乗ってます。この種とも言えるモミが実って、黄金いろの稲穂になるとお金が入って豊かになるようです。
そのイメージも見せてもらいましたが、頭の上にダキニ天さんが担いでいる稲穂の束ができる感じです(縦向きに)。
ほぉ〜!と思っていると、ダキニ天さんはくるりと背を向け、キツネに乗ったまま、すぅ〜っと奥の赤い建物に入っていきました。
あ!待ってー!まだお話が〜、と思いましたが、ダキニ天さんは意外とクールです。ダキニ天側の用事が終わればサッサとお帰りになります。
悩み事もスカッとさせ、金運もいただける「豊川稲荷」にはその昔、二、三度、
クラスメイトや同僚と行った覚えがありますが、
なにせ「箸が転んでもおかしい」年頃でしたので、ご利益は「???」な感じです。
しかしながら「赤坂」という場所には、独特の「気」があるの確かで、
青山でも六本木でもなく、「赤坂」を選んだのはクールなダキニ天さんに惹かれたのでしょうか?
今はどうか知りませんが、30年ほど前の赤坂は「シックな下町」といった風情で、
ちなみにサザエさんの長谷川町子氏は、福岡から赤坂に転校して、転機を迎えています。
そして皇族たちがお住いの赤坂御所・・は、皇居の二重橋に繋がってますが、
若い頃の自分は、よっぽどパワー不足だったのか、日曜日は二重橋で受付嬢のバイトしてました〜
パレスサイクリングコースは、無料で自転車を借りられる、
東京の穴場的スポットだったのですが、
残念ながら、「平成」をもって終了したようです。
サイクリングコース走行用自転車の貸出し並びにスポーツバイク乗り方講習会は平成30年3月をもって終了いたしました。ご利用誠にありがとうございました。
サイクリングコースの開放、自転車乗り方教室/幼児練習コーナー/補助輪付自転車専用コーナーは引き続き行っています。
風水的に、皇居から赤坂にかけて「龍」エネルギーが通ってることは知られてますが、
白いキツネに乗った「ダキニ天」さんの話は初耳で、
以前の記事で、学生時代よく行った赤坂のケーキ屋さん、「しろたえ」のことを書いたら、
「しろたえに行って来ました〜」というメールを頂き、
茨城の方なので、アララ遠いのに・・と驚きましたが、もしかしたら、
「神道っぽい気があるかもしれませんが仏教です」
「でも仏教バリバリではなくちょっぴり神道色入れてみました」
な、赤坂の豊川稲荷、「ダキニ天」さんにご縁のある方なのかもしれませんね〜
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