「死ぬときぐらい 好きにさせてよ」というキャッチコピーで、
2年前の1月、新聞4紙(全国版)に掲載された広告を引き受けた際、
樹木希林さんは、素晴らしいメッセージを遺してます。
「生きるのも日常、死んでいくのも日常」
死は特別なものとして捉えられているが、死というのは悪いことではない。
そういったことを伝えていくのもひとつの役目なのかなと思いました。
prtimes1943年生まれの樹木希林さん、若い頃は「悠木千帆」という芸名で、
ロッカーの内田裕也氏と結婚しましたが、
その後、「悠木千帆」という名をオークションに出して「捨てた」のは、
別居ながらも45年間、夫婦だった内田氏との出会いが、
1964年に俳優の岸田森と結婚するが、1968年に離婚。1973年10月に内田裕也と再婚するが、1年半で別居し、その後別居生活を続けている。
1981年、内田が無断で離婚届を区役所に提出するも、樹木は離婚を認めず、離婚無効の訴訟を起こし勝訴した。
その後は1年に1回連絡を取り合う程度の関係となったが、2005年1月、乳癌が判明して摘出手術を受けたことを機に連絡は1か月に1回となり、以降毎年1月は一緒にハワイで過ごすようになったという。
内田との間に1人娘の内田也哉子がいる。
まるで前世から受け継いだような激しい感情を、今生で「解放」する覚悟となったからでしょうか?
人々は、「この夫婦を世間の物差しで考えてはいけない」と思ったことだろう。かねてより「樹木希林最強説」を唱えてきた吉田氏は、「ようやく希林さんの得体のしれない強さが世間に伝わった」という。
希林さんと娘婿のモックン(俳優の本木雅弘)が豪華な二世帯住宅を建てた後、それに頭にきた裕也さんが家の前で深夜に、「ファックユー!」とか外で叫び続けることが何度もあったらしいんですよ。孫も「また裕也が来る」って怯えちゃって。で、ある日、ドアが開いたから、裕也さんが土足で乗り込んで、『なんだてめぇ! おれは家賃も払えねぇとこにいて、お前らこんなとこに住みやがって、この野郎』って文句を言ってたら、
やっちゃいなさい」という希林さんの声で、モックンが飛びかかって、希林さんが鉄パイプで裕也さんをボコボコにしたという事件があって。あれも根底にあるのは、おれがこんなに困っているのに、家を建てやがって、もっとおれをかまえってことなんですけどね。裕也さんも「普通だったら殺人事件になってるよ。林檎殺人事件だよ」ってギャグにして。
だから裕也さんよりも希林さんのほうが狂気がありますよ。どう考えても、普通は夫婦げんかで鉄パイプは持ち出さないですよ。今回の会見でも、「若いころ暴力は毎晩」ってけなすかと思ったら、自分がやった話をするわけじゃないですか、「私も負けじと電話の受話器で夫の頭を殴った」って。裕也さんも狂気はあるだろうけど、希林さんはそれを上回る狂気でつぶしにいける人ですからね。
名前を変えたい・・ほどの心境の変化が、長いつき合いとなった内田裕也氏との出会いで生じたのかもしれませんが、
人それぞれ「感じる」のが苦手な、封印した感情があり、
夫婦や親子関係は、そのための格好の対戦相手だったりします。
数多くの武勇伝がある樹木希林さんですが、
印象に残っているのは、オノヨーコも感心するほど博識で、
「ものすごーく頭のイイ人」という話で、
2007年、こんなエピソードもあります。
12月8日のジョン・レノンの命日に合わせて開催されるチャリティー・コンサートも今年で7回目を迎える。「1年に1回、日本に来ることが楽しみ。外国にいると日本人はチャリティしないと言われるから、日本でこういう活動が持続して開催されていることが、同じ日本人としてうれしい」と笑顔で語るヨーコ。
しかし、そんなヨーコの表情が一瞬にして曇った瞬間があった。樹木が、ジョン・レノンは40歳で亡くなったと聞いて「そんなに若くて(この世から)いなくならなきゃならなかったのかと」胸が詰まったと話したときだった。
それまで穏やかだった表情が、急にこわばり、うつむいてしまったヨーコ。ふっーとため息をつき、「本当に、40歳で死んだなんて信じられませんね、そんなに若かったのかしらね」とつぶやいた。そしてその声は、心なしか震えているように聞こえ、会場は一瞬静まりかえった。今から27年も前であるにもかかわらず、ヨーコのこわばった表情があまりにリアルで、彼女にとっては、まだ昨日のことのように生々しい出来事であることがうかがえる瞬間だった。
樹木希林さんの言葉で、ヨーコさんの生感情が「ふっーと」出たとのことで、
「心の傷が解決しなくてもいい。ただ気づいているだけでいい。」
という植原紘治氏によると、
「吐く息」とともに感情を解放し、脳を全開にすることが出来ますが、
同じ言葉を発しても、「響く」人とそうでない人がいて、
言霊はいわゆる言葉じゃないんですよ。言葉にも力があるんでしょうけど、でも、人それぞれで、同じ言葉を言っても、人によって違いますよね。
それは何かといったら、その人の持っている肉体的あるいは精神的なすべてのものがその言葉に出てくるから。
お釈迦さまとわたしたちでは、当然違ってきます。それはその人の中にあるものが言葉に乗るからです。
音霊(おとだま)と言う方もいますが、音でもない。音として聞こえないし、響きとしかわたしはほかに表現の仕方を知らないんですが。
「心の傷が解決しなくてもいい」ルン・ルとバッチフラワーの共通点 | 酵素カフェより
樹木希林さんは、響かせることの出来る人だったようですが、
敏感な人ほどガンになりやすい・・という傾向は確かにあり、
ガンは、自分の細胞が自分を攻撃する免疫系の異常ですが、
敏感で、波動が微細になればなるほど、ちょっとした「ごまかし」があると、容赦なく自分を攻撃しちゃうわけで、
「ラー文書」によると、
ガンの増加は「思考の現実化」がどんどん速まってることにも関係し、
それゆえガンは、苦手な感情に気づき、解放する「触媒」ともなり得ますが、
パワフルな人ほど「思考の現実化」が速く、また、肉体への未練もなくなります。
いずれにせよ、あちらに逝ってからが「本当の勝負」であり、樹木希林さんは十分に準備が出来ていたようです。
さて、「心の傷が解決しなくてもいい。ただ気づいているだけでいい。」
という「ルン・ル」を体験すると、
笑いが止まらなくなる人もいるそうです。
植原:喜怒哀楽はすべて浄化作用です。だから、涙も浄化作用。もちろん笑いも浄化作用。
「笑う門には福来る」といいますが、あれはちゃんと医学的にも根拠があるんです。・・口をへの字にして笑っている人はいませんよね。笑うと口角が上がる。口角が上がると、免疫力が上がるんです。・・
笑った後に泣くのは、笑いだけで浄化し切れないものがあるからです。
涙でしか浄化できないものがあるのです。
ひすい:怒りも浄化作用になるんですよね?
植原:はい、笑いよりも、もっと大事なのが怒りです。怒りは誰でも持っているはずなのに、怒っちゃいけないとみんな思っている。
でも、その怒りをちゃんと表現しなければ、私たちは問題を解決できないんです。
心の中にずっと凝り固まっているものが残ってしまっている。だから怒りそのものになって、怒り狂って、大声を出して暴れ回る。そうすると、自分の中にずっと奥深くしまい込まれたものが噴き出してきます。
徹底的にそれを出し尽くして、自分の中にあった怒りがなくなってしまうと、今度はその虚脱感から悲しくなるんです。
そして、自分の存在意義、こんな自分なんか生きていてもしようがない。死んだほうがましだと泣きわめくようになります。
泣きわめいて転げ回るような感じで大暴れしているうちに、ふと「自分はなにをやっているんだろう。バカみたい」と、思わずクスッと笑えてくるんです。
ひすい:それで笑いが出てくるんですね。
植原:だから一番最初は、ほんとうは「怒」なんです。怒りをまず発散して、次に「哀」、哀しくなって泣いて、そのあとに、ちょっと楽しいというか、クスッと笑う感じがして、その後、大笑い。
なにを自分はバカなことをしていたんだろうという感じで笑い転げてしまう。全部、死ぬほど苦しいです。でも、そうすれば、一気に人生が変わってしまいます。
今まで自分がとらわれていたものはなんだったんだろうかと。あんなことに自分は悩んで、何年も何年もずっと苦しんできた。それが一気に解消されるんです。・・
ひすい:ゆるむためには、余分な力を解き放っていくこと。それがルン・ルワールドの真髄なわけですが、余分な力の正体は、自分だったりするわけですよね・
植原:まさにそうです。
「喜怒哀楽はすべて浄化作用」
とのことで、本来の順番としては、
「怒り」→「哀しみ」→「笑い」
の順で、本当の「笑い」とは、
キチンと怒った人へのご褒美のようですが、
「怒り」も「哀しみ」も存分に解放してきた樹木希林さん、
arafomama
きっと今頃、存分に笑い転げていることでしょうネ!
故五井野正さんは「レノンの暗殺にはオノ・ヨーコが咬んでいる」とか言ってましたヨ。
ヨーコはレノンが自分から離れていくなら死んでくれた方がいい、とか思ってたんだそうで、それが発端となった結果が暗殺(成功)だったそうです。
これは平衡化路線の話ではなくて、ヨーコは罪人・悪人といったニュアンスで、五井さんのネガティブ路線を垣間見た感じでちた。
それはそうと、ラーグループには第四密度存在ハトン(第一巻の前書き)や第五存在ラトビイ(ネガオリからカーラさんを守った存在)がいて(第六はラー)その他に子供がうまいジュースみたいなクオという存在がいるそうです。
http://space.geocities.jp/humblemessages/topicsquo.html
でもやっぱり、ラーと比べると物足りないよーな。。。
確かに、よー子さんは、パワフルな魔女って感じですから、ちょっとした想念が影響した可能性はアリそうですネ。
<ヨーコは罪人・悪人>
ロシアでは喜ばれそうなネタですネ。
<でもやっぱり、ラーと比べると物足りないよーな。。。>
あの三人組は特別だったのでしょうね・・それにしても、一見「他者奉仕」系にみえて、自己奉仕系に傾いてる人ってけっこういることが、ラーのおかげでよく理解できて感謝です!