
のど仏に位置する甲状腺の機能異常による症状は多岐にわたり、
次のような症状が出るそうです。
<甲状腺機能低下症>
体重の増加、疲労感、皮膚の乾燥、抜け毛、うつ、便秘、寒さに耐えられない、筋肉痛、顔がむくむ、記憶力の低下、甲状腺ホルモン(TSH)の検査で高い値など<甲状腺機能亢進症>
心臓の鼓動が激しい、頻脈(心拍数が増加した状態)、体重減少、抜け毛、疲労感、不安感、甲状腺ホルモン(TSH)の検査で低い値、怒りっぽい、手の震え、筋力の低下、暑さに耐えられない、不眠症など<橋本病(慢性甲状腺炎)>
心臓がドキドキする、寝汗、うつ、不安感、喉の腫れ、体重増加、抜け毛、筋肉痛、便秘と頻繁なIBS(過敏性腸症候群)が交互に起こる、記憶力の低下など
体重が増加する場合もあれば、減少する場合もあり、
疲労感や便秘、無気力・・など、
なかなか診断・発見が難しいようですが、女性は男性と比べると、甲状腺異常を発症する傾向が5~8倍あるそうです。
橋本病は九州大学の橋本策氏が1912年に発見した「自己免疫疾患として認識された最初の病気」ですが、
発見当初は注目されず、後に功績が讃えられて欧米で名称が定着しました。
世界的に名高い甲状腺専門医のギル・カジキ博士によると、
甲状腺の機能異常の誘因の次の通りで、
・貧血
・不安定な血糖値
・ホルモンバランスの悪さ
・副腎機能不全
・炎症(システムと局所)
・胃腸の問題
・食品に対する過敏症
・隠れた感染症
・化学物質過敏症
最近の甲状腺異常の増加には、福島からの放射性物質の漏洩をはじめ、大気汚染、抗生物質などによる「消化器系の乱れ」を指摘しています。
甲状腺異常の増加は、おそらく私たちの環境内の毒性レベルが高くなっていることが原因ではないかと博士は説明してくれました。空気の汚染や福島からの放射性物質の漏洩、水の中の毒物、多数処方されている抗生物質や食べ物に含まれているホルモン剤などです。
それだけでなく私たちの多くは、本物の自然な食べ物よりも、多くの加工された「食べ物風の製品」をあまりにも多く消費しています。あまりにも多くのカフェインの入ったものを飲み、食事を抜き、さらにあまりにも大量の砂糖を食べています。
さらに私たちが住んでいる社会では、ストレスで溢れ、多くの人間がパーティションで区切られた小さな場所に押し込められ、あるいは目が一日中スクリーンに釘付けになり、新鮮な空気や日光、運動が充分に足りていない状態です。
21世紀の環境・ライフスタイルは甲状腺の健康にとっては、特に望ましいものではないもののようです。
<食習慣と健康的な胃腸>
私たちの免疫システムの70%は消化系にありますので、消化器系が毒物や過敏症のある食べ物などで乱されると、免疫システムまでもが乱されることになるのです!
カジキ博士によれば、起きてから1~1時間半以内にたんぱく質の豊富な朝食を食べること、そして血糖値の急上昇を防ぐために2~3時間ごとにたんぱく質の豊富な軽食を食べることが非常に重要としています。
炭水化物や砂糖、カフェインが多く含まれる食事でインスリンが急上昇すると、コルチゾールの急上昇の原因となりえ、そうなった場合には甲状腺機能を含めた身体のホルモンバランスが乱れてしまうこともあります。
正常な甲状腺機能を維持するためには、
「起きてから1~1時間半以内にたんぱく質の豊富な朝食を食べること」が大切とのことで、
納豆御飯なんか最適そうですが、
朝から「納豆」はどうも・・な方には「カスピ海ヨーグルト」も良さそうです。
カスピ海ヨーグルトの栄養成分はタンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルなどが含まれています。ビタミンでは、特にビタミンAとビタミンB2が豊富に含まれています。
ヨーグルトはタンパク質や脂肪の一部が低分子に分解されているため、牛乳のタンパク質や脂質よりも吸収されやすくなっています。
カスピ海は、中央アジアと東ヨーロッパの境界にある塩湖で、
その大きさは世界最大で、日本と同面積とは驚きです!
京都大学の家森教授がコーカサス地方から日本に持ち帰ったのが始まりで、
家森教授は長寿の調査をするうちに、コーカサス地方には高血圧の高齢者が多いのに重篤な疾患の人が少ない点に着目したそうです。
カスピ海ヨーグルトがダイエットにイイのは、生きたまま大腸まで届く「クレモリス菌FC株」の働きで便秘に効果があるからですが、
その他にも、花粉症やアトピー性皮膚炎にも効果的だったり、
インスリンの急な上昇を抑えて糖尿病を予防したり、肝機能改善、感染症状の悪化を予防する効果があります。
要するに、ヨーグルトや納豆・味噌などの発酵食品は腸内環境を整えるのに有効なんですが、
カスピ海ヨーグルトは、他の手作り培養ヨーグルトに比べて「発酵が簡単」で、
もう10年ほど続けてますが、
今まで「起きてから1~1時間半以内に」は意識してませんでしたので、これからは朝に食欲がなくても、ヨーグルトだけは摂ることにしましょう!
カスピ海ヨーグルトを家庭で作る方法は簡単で、
こちらの「種菌」と、
「成分無調整の牛乳」があれば出来ますが、
ウチが長続きしてる秘訣は、こういった一般的な「作り方」である、
ビンからビンへ移す方法ではなく、
牛乳パックからパックへ直接移すという裏技な方法のおかげです!
右が既に出来ている「カスピ海ヨーグルト」で、左が真新しい牛乳ですが、
毎回、真新しい牛乳を開封する際に、牛乳を少し別に容器に移します。
うちは牛乳飲まないので、コレ位です・・
で、空いたスペースに「カスピ海ヨーグルト」を牛乳パックから直接注いで、
これから作る方は、元の「カスピ海ヨーグルト」と同じように、
開封口をクリップなどで止め、
ペーパーやビニール袋で雑菌が入らないようにして、軽く振って、常温で24時間放置します。
室温が低いと、まれに24時間以上かかる時がありますので、振ってみて固まっているのを確認したら冷蔵庫に入れます。
そして、そのカスピ海ヨーグルトを使う前には必ず真新しい牛乳を準備し、種を移しておき、
つまり、常に2本体制でどんどん繋げていくわけです。
種を分け終えた「カスピ海ヨーグルト」は、冷蔵庫に保存しておいて2週間程度は大丈夫です。
この方法だと、容器を熱湯消毒する手間が省け、無精な自分でも続けられてます。
カスピ海ヨーグルトは、ドレッシングやパンケーキに作りにと、
いろいろ使えるので、牛乳パックごとがドーンと作るのがお得で、
ダイエットだけでなく、甲状腺のためにもオススメのようですよ〜
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