このところ外食チェーン店も「国産野菜」を使ってることをアピールする傾向にありますが、実際のところ、
国産だからといって、必ずしも安全とは言い切れないようです・・・
筆者は、本書のキーワードを「真っ当な野菜」とし、真っ当な野菜=在来種の野菜、真っ当でない野菜=F1種(異なる品種を交配させて人工的につくられた1代目)の野菜としている。在来種は多彩な栄養素を豊富に含み、おいしい反面、見栄えが悪く、値段も高いため、見栄えが良く、値段の安いF1種に駆逐されてしまったのだそうで、そのF1種が真っ当でない理由は、ただ栄養価が低く、まずいというだけでなく、化学肥料や農薬の使用とセットで設計されているため、発ガン作用など安全面に問題があるということなのだそうだ(もっとも、やりたい放題の中国産とは違い、農協が決めたマニュアルには沿っているようだが)。
「化学肥料や農薬」の乱用は発ガン性のリスクが高まるとのことで、
農薬が気になる場合は、重曹洗浄がお薦めですが、
いずれにせよ、あまり神経質になり過ぎるのもリスクを高めることであり、病氣とは、物理的要因と心理的要因が重なると発症する場合が多いようです。
最近では、ほんとうにカラダが喜ぶ栄養となる野菜として、有機栽培や無農薬野菜を撰ぶ人達も増えてきましたが、
無農薬と有機栽培は、法規的には異なるカテゴリーになります。
<無農薬と有機栽培の違い>
「有機農産物は2年以上(果物などは3年以上)、原則として農薬(化学肥料)を使っていない田んぼ、畑で栽培され、収穫された農産物」
無農薬野菜というのは、その野菜が栽培期間中に農薬を使わずに栽培されたということになります。
「栽培期間中」にいう定義ですので、昨年の農薬が土に残っている状態や、化学肥料が残っている状態でも、今年の野菜を栽培中に農薬と使わずに作れば、それは無農薬野菜として売り出されます※農産物への実際の表記は「農薬:栽培期間中不使用」と表記されます。
無農薬栽培 = 該当の栽培期間中に農薬を使っていない
有機栽培 = 決められた期間に原則として農薬を使っていない田んぼでつくられたもの
有機無農薬 = 有機栽培の土壌において、無農薬で作られたもの
つまり、過去の農薬が残っていると見なされる土壌の作物は、今現在農薬を使ってなくても「農薬不使用」と記され、
農薬が残ってないと見なされた土壌の作物は「有機栽培」になりますが、
注意すべきは有機栽培の場合、
「やむを得ない場合に限り、30種類の農薬の使用は認められている」とのことですから、
必ずしも「有機=無農薬」ではない・・・という点です。
いわゆるオーガニック専門店で並んでいる野菜をキネ・チェックすると、全てがOKではないとペルーラム君から聞いたことがありますが、そういったオーガニック野菜は認可された農薬を使っていたのかも知れません。
いずれにせよ「表記」がどこまで信頼出来るかは、各々の「良心」に任されているのが現状ですから、
安全な農産物は信頼出来る「ルート」からGETするか、自分で作るのが一番です!
と言うわけで、このゴールデンウィークは山梨県南部町に茶畑付きの豪邸をGETした治療士の友人、
ペルーラム君のところで、「茶畑の手入れ&プチ農業研修」に行ってきました!
玄関前の「サルスベリ」の木、8月頃咲くのが楽しみです。
心地よい晴天の「みどりの日」、旦那さんだけ清里へ向かい、
セルフビルド中の家で土木工事してましたが、
妻は優雅なる「農業研修」で、
歩いて5分なのに軽トラで送り迎え付きで、
楽しく「おしゃべり」しながら、
何をしてるのかというと、
茶葉に侵入している笹などの雑草を、
こまめに見つけて、ハサミでカットしていく作業です。
作業自体は簡単だし、茶の香りで癒されますが、これを一人で延々と続けるとなると、すごーく大変で時間もかかることであり、市販のお茶のほとんどが「除草剤」を使ってるのも頷けます。
すごい手間ヒマかけているラム君の茶畑ですが、近隣の茶畑は以前農薬を使っていたので、表示的には「農薬不使用」になるそうです。
ペルーラム君の本業は整体治療ですが、健康は「食」からというわけで、自家栽培に取り組みはじめ、
農薬や除草剤ナシでも、こんなに美しい野菜が出来るようになりました!
ラム君がやってる完全無農薬な方法は、「農業で生活しよう」と思ったらとても出来ない」とのことで、農家さんのジレンマでもあります。
お昼休みはたっぷり3時間、母上様手作りのヘルシーな献立です。
採れたの筍は絶品の出汁で、
ふきの和え物には「ゆずこしょう」がアクセントで、
大豆素材の「肉」もどきでお野菜たっぷり、
グラタン風フレンチトーストは大変好みでしたが、
ナント言っても、労働には「おにぎり」です!
さらにアフタヌーンティーには、手作り酵素と、手作り「栗饅頭」を頂き、
心地よい時間がゆったりと過ぎていく、贅沢な2泊3日の農業体験でしたが、夜10時にはもう「ウトウト」の朝まで爆睡状態で、
新鮮な空気の中、治療士さん監修のプチ農業体験は、
とってもイイ心身のリフレッシュになりました!
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