日本人の特殊性として、特定の「宗教」にこだわらず、
神社でも仏閣でも教会でも、時と場合に応じてOK・・というか、こだわらない傾向があり、
それは(近年増えてきた)西洋人の「無宗教」とは違う流れだと思います。
例えば、長野の戸隠神社はパワースポットとして人気ですが、戸隠山を開山したのは学問行者で、明治維新までは「戸隠山顕光寺」として、善光寺ともども親しまれていたそうです。
ウチは通常、神社で「おみくじ」を引くことはないのですが、
2008年、つまり13年前に戸隠神社に行った際、「おみくじ」を引いたのは、
戸隠神社の「おみくじ」が独特なのと、
パワースポットとして知られる長野の山奥にある戸隠神社。日本の神話をベースにしたおみくじは、戸隠神社独自のスタイル。自分でひかず、年齢と性別を伝えると神職の方がひいてくれるのです。特別な思いでそのメッセージを受け取る参拝者が続出。
その頃、散々「田舎暮らしの出来る家」を探していたけど、なかなか見つからず・・だったからでもあります。
で、当時56歳だった旦那さんが引いたのが33番で、
47歳だった自分が引いたのは40番、
どちらも「吉」で、「土地や家屋を求めるのによろしい・・」とあったので、テンション上がりましたが、その一月後に八ヶ岳でUHOを目撃し、
そして、三ヶ月後の2008年冬至直前に、八ヶ岳の麓に土地をGETすることが出来ましたが、スグに「お礼参り」に行かなかったのは、
セルフビルドで作り始めた家が完成したら改めて「お礼に行こう!」で、
まさかこんなに時間がかかるとは思わなかった次第ですが、
やっと「ほぼ完成」しましたので、
2021年5月8日、戸隠神社に「お礼参り」に行って来ました〜
2008年以来、13年ぶりの戸隠神社ですが、今年は7年に1度の「式年大祭」の年で、
GW5月3日は、「列の終わりが見えないほど」混雑していたそうです。
中社・奥社ともに終日御参拝の長い列が出来ていましたが
皆様には感染予防対策にご協力いただきありがとうございます。
社務所窓口から御参拝の列の終わりが見えないほどになった時間帯もありました。
そして今日、5月9日には「渡御の儀」が行われた・・とのことで、
最初に詣した「宝光社」では、
「宝光社」の神様が「中社」に行くために乗って行く、新しい「車」が保管されてました。
戸隠神社って「神社にはホントに龍がいるかも?」って初めて思った所で、
その場所は「奥社」でしたが、桜井識子さんが戸隠龍さんから聞いたところによると、
「奥社」の次に波動が高いのは「宝光社」とのことですが、
足腰へのハードルが一番高いのは「宝光社」かもで・・
急で長〜い階段を「登り降り」するだけで修行となるのは確かですが、
往復4キロを歩いた後では「修行、ヤメておこうな〜」と思うかもしれません。
60歳と69歳・・なんとか修行を完了した後、「奥社」「九頭龍社」への道のりは、最初うちはなだらかな散歩道で、
参道の両脇の小川ではウレシいことに、
ちょうど「水芭蕉」が見頃でした〜
で、赤い随神門を超えると、
樹齢400年越えの巨杉がパワーが・・なんですが、
う〜〜ん、なんか13年前と微妙に違うのです・・
2010年の記事によると、「小百合さんが歩いた聖地…長野・戸隠、CM効果で人波」とのことで、
吉永小百合さんが入った杉にはしめ縄がされてましたが、
全体的に「杉の木」が弱っていて、何百年も生きてきた「木」が十数年でこんなに変化するものか・・と、驚きましたが、3.11もありましたし、環境汚染の影響でしょうか?
しかしながら以前と同じく、戸隠山に近づくほど、気分的にはテンション上がりまして、
戸隠龍さんは間違いなく「戸隠山」にいるのだと思われます。
戸隠神社に詳しい方から、戸隠の神様は社ではなく「岩にいる」と聞きましたが、
コレでしょうかね〜〜?
不思議なことに、「奥社」「九頭龍社」をお参りした後はカラダが軽くなり、
下りの2キロは楽勝で歩けまして・・駐車場前の「なおすけ」で、
精進落としに「熊笹ソフトクリーム」をいただいたら、
思わぬ美味しさでした!
さて、最後に、まだ桜が咲いてた「中社」をお参りしましたが、
令和初の「式年大祭」を記念して建て替えられた大鳥居をくぐり、
「中社」の階段は、ごくフツーの神社の難易度で、
樹齢800年の「三本杉」が象徴するように、
三つがイイ・・という理由から、中社が建てられたそうです。
そのせいか、「中社」には龍の気配がありませんでしたが、お店が一番賑わっているのは中社です。
「式年大祭」とはよーするに、「宝光社」の神様が「中社」に行き、また「帰る」儀式でして、
商売繁盛の過剰ポテンシャルを清める儀式かな〜 とか思いましたが、
3つの社がそれぞれの役割を果たし、清らかな「気」を保っているのですネ。
というわけで、13年ぶり3度目の戸隠神社は以前と同じく素敵な所で、5月の新緑パワー満載でしたが、
「奥社」の杉並木の劣化を目のあたりにし、神社からパワーをもらうだけではなく、人間の側からの配慮が必要だと、しみじみ思いました。
コロナの影響で各神社の催し物にも影響が出ているようですが、
知らないウチに「日本だけが国政情勢に取り残されてる」事態に陥ってることを、
5月4日、及川幸久氏が東京・立川で分かりやすく演説してくれており、日本人なら必見です!
https://youtu.be/Wrp6SxQ-K8E
どうやら日本の神社の起源は、現人類のルーツとも関係するようで、
そんな大事な役割を持つ日本はいまだに経済重視で、「犯罪集団」の延命に手を貸しているなんて・・巨杉もさぞかしお嘆きのことと思われ、
ノー天気な日本人が何も知らない分、見えない世界に負担をかけているのかもしれず、
神社パワーは確かにありますが、神社に行くのは「願い事」のためだけではなく、「感謝の気持ち」でお参りするのが正解ですネ!
すてきな写真、ありがとうございます!
共感します。
神社は「お願い」するところではなく、感謝し、自分を超えて、この世の「芯」に向き合うところだと感じています。
タヌキさん、こちらこそ、いつもご拝読ありがとうございます。
ホント、素敵な神社に行くと、生きてることに心から感謝出来ますネ!