人間の脳には「新奇性選好」という、
新しいものを好む傾向が組み込まれていることが知られてますが、
乳幼児期には旺盛な「新奇性選好」は年齢とともに個人差が大きくなり、
だんだんと安全パイを好む人が多くなってくるようです。
乳幼児においても、探索行動が旺盛なのは「安全基地」あってこそ・・ですので、
個人差の中には「心の安定度」も含まれているのかもしれませんが、
逆に、不安渦巻く内面を感じないように外側にばかり関心を向け、目新しいモノを追いかけている場合もあるのでケースバイケースです。
バッチフラワーのワイルドオートのタイプは、
子どもの頃から集団行動を好まず、何か特別なことをしたい・・しなくては・・という気持ちに駆り立てられています。
ワイルドオートのタイプは一般に才能に恵まれ、
好奇心旺盛で新しいことを色々手がけ、ある程度まで成功したりしますが、
やがてはつまらなくなり、「ほんとうにコレかな?」という迷いから別なことに手を出すので、
迷いのループからなかなか抜け出すことが出来ません。
つまりワイルドオートのマイナス状態とは、自分の使命が何であるのかわからないことから来る焦燥感・不安的な気持ちで、結果として優柔不断となります。
優柔不断・選択に迷う人のためのバッチフラワーはワイルドオート以外にもあり、
こちらにその違いを記してますが、
ワイルドオートが必要な人は、次から次へ行動に移すので野心家に見られ、しかし、本人は目的意識が定まらず、満足出来ない状態です。
こういったワイルドオート状態には、威圧的な親の影響があることが報告されてますが、
威圧的というのは、親の思い通りに子どもを動かしたい・・という意味ですから「過保護」も含まれす。
ワイルドオートを飲むと、自分の願いが徐々にはっきりしてくるので、職業選択や中年の危機の際によく使われるレメディーです。
ワイルドオートは、イネ科スズメノチャヒキ属の多年草で高さは150㎝ほどになり,
茎やのぎの細胞膜に珪素(シリコン)の沈着があり、それは、光を強く取り入れてることを意味します。
なぜなら、珪素(シリコン)には植物に光りや熱のパワーを伝え、それらが糖やデンプンに変化するのを助け、種子を十分に熟させる働きがあるからです。
旦那さんの疲れ目に速攻効果のあった「マコモ抽出液」のエッセンスにも、
珪素が含まれてますが、
珪素は光を感知する目、触覚にかかわる皮膚、爪、髪の毛に存在しますので、
「視野が広がった・・」という、旦那さんの使用感もうなずけます。
ワイルドオートもマコモも米もイネ科ですが、こうした仕組みでイネ科植物は「光=生命力」を多く取り入れているのです。
さて、そんなイネ科植物を山梨県・南部町で、
コツコツと無農薬で作っているペルーラムさん宅にお邪魔してレジリエンス力をUPした翌日、
おばさん二人を泊めてくれただけでもありがたいのに、
「ついでがあるから・・」と甲府駅まで送ってもらい、
6人家族の「お母さん」でもあるY姉さんは東京に帰りましたが、
「甲府まで出るなら清里においでよ!」という旦那さんのお言葉で、そのまま清里まで送っていただきました。
同じ山梨県でも南の端と北の端ですので甲府は中間地点ですが、
標高1200m以上の清里高原は別世界、しかし今年は全般的に暖冬で雪も少なく、
先週降った雪もなくなってました。
一足先に清里に行った旦那さんは、大工仕事に励んでいて、
吹き抜けの天井に、
スピーカーを乗せる「板」を取り付ける作業を完了!
で、夕食は長野の「パチャママ」に行きました。
「パチャママ」とはペルーの言葉で「母なる大地」で、真冬でも16度だというペルー・リマで育ったラムさんは、外気温マイナス7度に驚いてましたが、
「パチャママ」の南相木村はマイナス20度にもなる時があるそうです。
しかしながら、その料理は心がこもっていて暖かく、
料理はしないけど、美味しいモノ好きなラムさん、
前菜の蕎麦サラダから、
「お、美味しい〜」の連発で、
特にイワナの唐揚げにはノックダウンされたようで、
山梨を縦断して清里まで来た甲斐があったみたいで、
彼にとって「食」は探索行動のための「安全基地」です。
このカウンターの下には薪が燃えていて、
ほんのり温かいので、ウチは皆下戸ですが、
ホントは熱燗なんか置いたらサイコーでしょうネ。
前回は白子を付けてもらったスペシャルバージョンでしたが、
この「イワナの唐揚げスタンダードコース」はデザート&飲み物付きで2000円で、
夜は予約制、たった3人のために店を開けてくれたオーナーさんに感謝です。
古民家を改装した「パチャママ」には和室もあり、
昨夜来た家族連れの子どもは「初めてのコタツ」に喜んでいたそうです。
すっかりお腹が満足して清里に戻り、ラムさんは夜中に南部町に帰りましたが、
寒がりのラムさん、冬場は帽子が手放せないのはスキンヘッドだからで、
シャンプーもドライヤーもいらない究極のエコヘアーだと言ってますが、
シャーマンやスピリチュアルな探求者たちが、しばしば爪や髪の毛を伸ばしたままにしているのは、それらをエネルギーの波動を捉えるアンテナとみなしているからで、
映画「はじまりへの旅」では、
父親のサバイバル教育に従っていた長男が、
はじめて反抗する際、髪をばっさり切っていたのが印象的でした。
バッチフラワーを開発したバッチ博士は、
「私たちの人生は、自分の性格を魂のどれだけ近いところに持って行けるかによって、変わってきます。近ければ近いほど得られる調和と安らぎは大きく、そして、よりはっきりと真実の光りが、崇高な幸福の光りが輝くことでしょう」
と、言ってますが、ワイルドオートを必要とする人たちは、自分の目標イメージがわからず、魂とのずれを感じている迷える学究の徒です。
シリコンバレーあたりには、PC時代の魔術師、現代のシャーマンがたくさん生息してますが、潜在的には、珪素のもつ光のパワーを十分に蓄えている彼らの「新奇性選好」は、
光を充分に蓄えた「安全基地」あってこそ、存分に生かされるのでしょうネ!
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