観光地というのは値段の割にはイマイチな外食が多く、正直なところ、清里もそんな感じなんですが、
先日行った、八ヶ岳高原大橋近くにオープンした「ククーカフェ」は中々でしたので、
先週日曜は、隣接するフレンチレストラン、「ル・ピオニエ」に行ってみました!
東京では「観測史上初の11月の積雪」となった雪もどんどん溶けてきて、セルフビルド中の家はいよいよ最終段階に入り、只今、ゼオライトという天然素材で壁を塗ってる最中ですが、たまにはゆっくりランチもいいかと1時半に予約を入れました。
「ククーカフェ」と「ル・ピオニエ」は入り口は別ですが、
経営の中村農園っぽい卵型ドアでつながってます。
「ル・ピオニエ」側は、ゆったり奥行きのあるスペースで、天井も高くて広々とした空間です。
ランチは予約なしでもOKですが、一応予約の電話をしたら、
「何か食べられない食材はありますか?」と聞かれましたので、アレルギーにも対応してくれそうです。
あらかじめ2800円のAコースをお願いしておいたので、テーブルには「おしながき」がちゃんとセッティングされていて、
なんかオシャレで期待できます〜
で、食前の小さな前菜は、
季節の素材を使った繊細なお味で、かつ、お皿との色合いが秋っぽくてイイですネ〜
二皿目のサラダもめちゃくちゃ凝った作りで、
美味しかったでーす!
ここのオシャレなテーブルウェアは販売もしてるようですが、特に注目したのは、自家製パンに添えられたオリーブオイルの入れ物で、スポイト付きなんで油が垂れません!残念ながら、この容器は販売してませんでしたが、
パンにバターでなく、抗酸化なオリーブオイルとはポイント高いです!
さて、三皿目はスープで、
サツマイモがアワアワでとろける仕上がりです。
地元の旬な食材をふんだんに使っているとのことで、シェフの小池秀樹氏は山梨県出身です。
小池秀樹
山梨県出身。調理師専門学校を卒業後、ホテル・レストランでフランス料理のシェフとして修行。ミクニ名古屋でシェフドパルティエとして活躍後、グランドハイアット東京を経て2004年、母校の西洋料理の教員となる。
2009年からは清泉寮の料理長として現場に復帰。2016年3月までの7年間、フランス料理にとらわれない新しい西洋料理を追求してきた。2016年4月に新たに開店したレストラン ル・ピオニエの料理長兼支配人として現在に至る。
さて、4皿目のメインデッシュは、中村農場の地鶏さんです。
素性のわかっているお肉なら安心で、
繊細なソースで美味しくいただきました!
お楽しみのデザートは、これまた繊細なお味で、
コーヒーもいい香りで、手作りの小菓子も添えられて、大満足なランチタイムでした〜
ファミレス2回分の料金で、こんな気分が味わえるなんて素晴らしいことで、
小山竜央氏の「ランチはフレンチに行け」説もナルホドと思いました。
若い頃、フランスに留学してましたので、フランス料理は食べ慣れてる・・と思いきや、
普段は学食か、ホームステイ先の手料理で、ちゃんとレストランで食事したのは数えるほどで、
その理由は、ある程度の所になると結構お高いからなんですが、
3000円以内でこんなサービスが堪能出来る店はめったになく、
一度だけパリの三ツ星レストランを体験し、それはそれは美味でしたが、こってりな上に量がアリ過ぎで「もう2度と御免!」でしたが、
ここのフレンチはこってり系ではなく、ヘルシーな地中海系フレンチの印象で、
地元食材の、季節ごとに繊細なお料理が期待できそうであり、
八ヶ岳近くに誕生した本格フレンチレストラン、「ル・ピオニエ」はリピート確定です!
<ル・ピオニエ>
〒409-1501 山梨県北杜市大泉町西井出8240-8306
TEL 0551-45-6823 FAX 0551-45-6824
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