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高齢猫の安らかな最期のための留意点と動物の来世

高齢猫の安らかな最期のための留意点と動物の来世

健康な高齢ペットが老衰で亡くなる場合、「昨日まで元気だったのに今朝から突然起き上がれない」といったパターンが多いと、

米国ミズーリ大学付属動物病院での臨床経験を経て、大阪に永田動物病院を開業した獣医師の永田高司さんは言ってます。

動物は坂道ではなく階段を降りるように衰弱する

動物をみていると、老衰の症状は突然にやってきます。ある限界に達するまでは全く何の症状もなく、ある限界を越えた瞬間に症状が発生するのです。テロメアのなくなった細胞が突然細胞分裂を止めるのと同じです。動物はそのように設計されているようです。

ですから、昨日まで元気だったのに今朝から突然起き上がれない、ということがあるのです。老衰とはそういうものです。老化現象は回復不可能なので、あらかじめ、前兆という警告を発して動物に知らしても意味がないからです。

こちらの本からの抜粋ですが、

うちの場合、24年前、獣医さん選びを間違えた苦い経験があり、

こちらの本の取材にも協力したんですが、

日本と欧米の動物病院では、レベル的に雲泥の差があるとのことで、

米国で臨床していた永田高司さんの、長年の臨床経験に基づく言葉には信憑性があります。

で、うちのクレちゃん(♂)は20歳半なんですが、

3週間前は、「あじの干物」丸ごとガツガツ食べては、
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食べ過ぎると、草を食べて吐き、
DSC_4046よーく寝て、又ガツガツ食べていたので、

3日前の10月10日から、食欲が落ちているのも、又そのパターンかと思ってたら、

どうやら、その時が来たようで、なるべく「楽」に逝かせてあげたいのですが、そのためには「温めない」方がイイそうです。

「猫は死期を察すると家から出て行って姿を見せなくなる」という話をよく耳にします。しかし、それは間違いです。

猫はからだが弱って体温が下がってくると、風呂場のタイルなど冷たい場所にからだを横たえようとします。そんな時、飼い主としては「からだが冷たくて寒いだろう」と気遣って、温めてやりたくなります。しかし、温めると猫は喜ぶどころか非常に嫌がります。冷たいところで寝ているほうが気持ちがいいようです。からだが弱っている猫は、自分の体温を下げることによって、エネルギーの消費を最小限に抑えようとしているのかもしれません。

からだの衰えた猫が家から出て行くことがあるのは、ヒトに死に姿を見せないためではなく、からだを横たえるべく薄暗くて冷たい場所を探しているのだと思います。そして、そのまま衰弱し、安らかな死を迎えるのです。・・

私の経験では、動物は終末期を迎えると家から出て行ったり、墓場に行ったりするのではなく、むしろ家族のヒトのそばにいたがるように思います。

ひとりになると不安なのでしょうなのでしょうか、それとも寂しいのでしょうか、ピーピー鳴いてヒトを呼ぶのです。そして、家族のヒトがそばに来てくれると安心して静かになり、スヤスヤと寝息をたてるのです。ヒトも病院ではなく自分の家で、家族と共に終末期を過ごすのが、動物として自然だと思います。

どんな動物も自分の死期を察することはできないと思います。死ぬ瞬間はある程度自分で決めることができますが、動物の死は階段を踏み外すように前兆なく訪れてくるものです。

ナルホド、「からだが弱っている猫は、自分の体温を下げることによって、エネルギーの消費を最小限に抑えようとしている」というのは納得で、

そういえば3週間ほど前から、寒くなったので温めてあげようとすると、ナゼカ嫌がるので不思議でした。

それにしても、「動物は坂道ではなく階段を降りるように衰弱する」とは言い得て妙で、

この急な廻り階段を、
DSC_42873日前までは、上り下りしていたのに、昨日はもう危なっかしい感じで、

それでも、自分で降りてトイレに2度行き、水は飲んでましたが、固形物はダメで、砂糖水を少し飲んだだけです。

「ひょっとして、今晩、逝っちゃうのかな・・」と、覚悟したけど、朝起きたら、自分の掛け布団の足元にいて、無事に朝を迎えることが出来ました。

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しかし、今日のクレちゃんは水を前にしても、ほんの少しだけ、
DSC_4279そして、台所の涼しいところ陣取るので、

DSC_4280保冷剤をタオルに包んで置いたら「水枕」にしてました!

そういえば、水飲みも「枕」にしてたから、
DSC_4285やはり、クールダウンしたがってるは確かなようです。

DSC_4289外の風を感じたり・・DSC_4284あまりにじっとしてるので、息をしてるか時々確認してます。

場所を時々変えるので、まだ動けるようですが、

昨日は、アーシングで庭に出たら、あまりお好みじゃないようで、やはり、家にいるのがイイようです。

さて、今のところ、こういった状態の高齢猫の留意点はこんな感じです。

①温めない。ひんやりした場所を確保してあげる。

②水以外は受けつけない状態なら、無理に栄養を与えない。(今朝、酵素を飲ませたら、しばらくして吐きました)

③枕など、楽な姿勢が取れるように。

④階段などトイレへの経路に気をつけてあげる。(今日も自分で行こうとするので、抱っこしました)

基本的に「温める」が自然療法の基本ですので、それがNGだとは意外ですが、「楽に逝く・・」と、回復のためのベクトルが逆は道理ではあります。

そういった意味では、延命のための点滴も考えもののようです。

自然界では動物は終末期を迎えると、枯れ木のようになって死んでいきます。そばで見ていても、その死は安らかで決して苦しそうではありません。

しかし、老いて死が近づいている動物に、毎日大量の点滴輸液をすると水ぶくれ状態になってしまい、枯れ木のようになることができません。点滴輸液を受けて楽になるならばいいのですが、逆に呼吸が苦しくなって、死がつらいものになってしまうのでは意味がないと思います。

まあ、少しでも長く生きてもらいたい・・という気持ちはもっともですが、

また会えるそうですから、無理な延命はしなくてイイかもです。

毎日の生活に追われて動物の来世のことなどあまり考えたことがなかったが、あるときどうしても考えざるをえなくなった。それは治療をはじめて6年ほどたったときだった。その当時は朝から晩まで働きづめで、とても辛い日々だった。晩にゆったりとくつろいでいると、いつのまにか、今でもよく訪れる異次元の庭に来ていた。いつもの道を歩いているとなにかが私の肩に飛び降りた。ここで説明しておかなければならないが、この庭での経験は空想ではなく現実そのものなのである。さわろうと思えば物や葉にさわり、固さを感じることもできる。

けれども、今度の場合は非常に現実味があり、また突発的だったので、思わず飛びあがってしまった。よく見るとそれは私が飼っていた猫だった。肩に乗っているのは、私がスペインを離れるときに、安らかな眠りにつかされた猫で、のどをごろごろ鳴らしながら私の首に巻き付いていた。これは私を元気づける体験であったのはもちろん、とても感動的ですばらしい再会だった。それ以来あの庭を訪れるといつもセイディが出迎えてくれるようになった。ある時は私の肩に乗り、またある時は私と並んで歩いた。私は長い間この猫のことを嘆き悲しんでいたのだが、今はもう悲しむことはない。

この話が、ペットに死なれた人たちのためになれば幸いである。人間と同様動物も来世で生き続けるのであり、来世にあっても、現世で愛してくれた人たちに惹きつけられるのである。

数週間前、突発的にGETした、20世紀最大のヒーラーの書は、
DSC_4119無意識的でも前兆を感じていたのでしょうかね?

いずれにせよ、最期までなるべく一緒にいてあげるのがベストなようです。


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コメント & トラックバック

  • コメント ( 19 )
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  1. いつも、とても楽しみに読ませていただいています。ありがとうございます。

    我が家でも、柴犬を飼って13年。今年の夏の終わりに病死で亡くなってしまいました。

    あっと言うまでしました。

    知り合いの獣医さんが、乳がんだろうから、そのままにしてあげて、と言われ、重湯を作ったり、

    リジュベラックを混ぜた物を食べさせたり、しました。

    注射や、薬は、かえって小さい体には、弱らせ、苦しませることに、と言うアドバイスでした。

     そばには、私の両親がいました。私の親も70代でして、老老介護でした。

    それで、ホメオパシーのアルニカ他、何か助けになるものと一緒に出していました。

     ところで、ここの記事で、ホメオパシーのレメディーが、レベルが低かったのが、気になるのですが。

    フラワーエッセンスと同類の物かと思っています。

     時として、レメディーの一つにホメオパシーは、結構愛用しています。

    抗生物質より取らない方がいいという考えになっているのでしょうか。

    あまり、そこら辺のことがわからないので教えて頂ければありがたいです。

    • kanaさん、

      貴重、かつ暖かい情報ありがとうございます。

      リジュベラック・・すごいですね。良さそうでしたか?

      <注射や、薬は、かえって小さい体には、弱らせ、苦しませることに、と言うアドバイスでした>

      コレ、ほんとうですよね。イイ獣医さんで良かったですね。

      ホメオパシーについては、記事にしておきましたが、kanaさんのような方が使えば何でも良さそうですよ。あまり高価でなければ・・ネ。

  2. ご丁寧に、早々にお返事いただいてありがとうございます。
    知り合いの獣医さんは、麻酔になるモルヒネ自体置いていないと。淡路島の知り合いです。
     リジュベラックですが、夏休みに、帰省した際に、作りました。リジュベラックを取ったら、
    便秘だったのですが、快便になりまして、体力がその間は、回復したようでした。しかし、癌の大きさは、日に日に大きくなっていましたが。見ていてもかわいそうで、犬自身も、そのあたりを、自分で、舐めていました。
     最後は、てんかんのような、ひき付けも起こして、可愛そうでした。
    知り合いの獣医さんは、てんかんが起こると、体が大丈夫でも、脳が病気になってしまうので、
    近いうちに天に行くだろう。とアドバイスをくれていました。
     
     ホメオパシーの件、ありがとうございます。びわの葉の記事の時もとても参考にさせていただいていました。丁度、その頃、姪っ子の歯の具合が悪くなって大変、苦労していまして。母親の私の妹に、びわの葉の話を伝えましたら、改善しました!丁度、びわの葉エキスの作り置きがあったようでした。妹は、フランスにいるため、焼酎ではなく、ウオッカでつけていました。
     フラワーエッセンスの記事は、とてもレシピとしても参考になります。これからも、楽しみにしています。ありがとうございました。kana

    • <リジュベラックを取ったら、
      便秘だったのですが、快便になりまして、>

      それはナイスな効果ですね。今度試してみようかな〜

      淡路島は素晴らしいところだと聞いてます。豊かな自然のなか、そこまでしてもらえた柴ちゃんは本当に感謝してると思いますよ。

      そのうち詳しく書きますが、うちのトイプーも、乳腺に(多分)悪性腫瘍があり、最期は破裂しそうになったので、「びわの葉+スギナ」のエキスでケアしたら、ナント、臨終の頃は、ほぼ消えてしまいました。あんなに効くなら、もっと早くやっておけば良かった・・ですが、すべてベストな体験だと思ってます。

      姪っ子さんの件、良かったですね。ウォッカでもOKかもですネ。

      みなさんと色々な情報を共有して、ペット共々健康でいる秘訣を模索していきたいものです。

      読んでいただいて、ほんとうにありがとうございます!

  3. お~じろう

    17歳と2ヶ月の愛猫が12日に天に旅立ちました。
    糖尿・肝臓・腎臓が硬化する・・・などの病気があり
    必死の検索でこちらにたどり着きました。
    1.7kgになっていましたので寒いだろうに何故冷たいところにいるのか?
    注射につれて行き、最後まで栄養をつけるのがよいのか???
    そんな中、とても参考になりました。
    フラワーエッセンスの瓶が壊れて、ドボドボ出てしまったのは
    そのときになぐさめ(スイートチェスナット)がとても必要だったのだと
    思うことができました。
    ありがとうございました。

    • お~じろうさん、

      つたない個人的体験がお役立てて良かったです。

      自分もいろいろと検索しましたが、それぞれ違うようなので、自分にとってのリアルを記録しておこうと思いました。

      17歳・・

      長く一緒にいた猫やワンコは、ちゃんと飼い主の準備が出来た時に旅立つようですネ。

      スイートチェスナットは、愛するものを失う深い悲しみから不死鳥のように蘇るためのレメディーですので、強い絆を感じました。

      ウチも姿が見れないのは寂しいですが、ずっーと一緒だと確信してます♡

  4. はじめまして。

    腎不全末期で寝たきりの愛猫について、何か手立てはないかとネットで調べた際にこちらのサイトを見つけ、昨日から様々な記事を拝読しております。

    冷たい場所で消費エネルギーを抑えるというのを、タオルを敷いたベッドから起きて、ダイニングテーブルの鉄製の脚の部分に身体をあてて寝ていたのを見て納得しました。

    3日前までできたことが突然できなくなる。まるで階段を降りるように。
    枯れるように逝く。

    愛猫の旅立ちのカウントダウンの兆しを前に、こちらのサイトに出会えて良かったです。
    ありがとうございます。
    これからも拝読させていただきます。

    • ちひろさん、はじめまして、

      コメント頂いていたのに、今、気づきましてすみません。
       
      この夏は、親しい友人が旅立ったのですが、彼女も長らく体調が悪かったので、今は古い肉体から解放されて喜んでいると思います。

      とは言え、残されたものにとって肉体が消えるのは寂しいものですが、時間がたつごとに、いつも一緒にいるように感じるようになりました。

      ちひろさんの、愛猫へ想いが伝わるコメント、ありがとうございました。これからの励みにさせていただだきますネ。

  5. あらいぐま

    数日前から愛猫が水しか飲まなくなりました。
    原因が知りたく、こちらのサイトへたどり着きました。

    今日は足取りも弱弱しく、ときどき鳴いては水を飲み寝床へもどります。

    14歳と9か月。大病すらしたことのない我猫の突然の衰えに悲しみでいっぱいです。

    でも、一生懸命一緒に生きてきました。5回も住処が変わり、これが最期の住処。
    私自身もこれが最期の住処となるでしょう。

    ここまで私をそっと導いてきてくれたのは彼のおかげです。

    安らかな最期を迎えさせてあげたいと思います。

    • あらいぐまさん

      返信遅くてスミマセンが、

      <ここまで私をそっと導いてきてくれたのは彼のおかげです。>

      って同感です(今でも・・)。

      コメントありがとうございました。

  6. はじめまして、年老いて病気になった愛猫に最期に何ができるかを調べていて、こちらのサイトにたどり着きました。

    病院嫌いな子でしたので、延命治療を無理して行うかどうするかを迷っている中で、とても救われました。

    最期は全く起き上がることができず、水だけしか飲めませんでしたが、眠るように旅立ちました。家で見てあげることができて良かったです。肉体から離れ、きっと楽になったと思います。

    本当にありがとうございました。

    • るるさん、

      コメントに気づくのが遅くてごめんなさい。

      クレちゃんの記録が少しでもお役に立てて良かったです。今では、いつも一緒にいるよーな気がしてますよ。

      こちらこそ、ありがとうございました。

  7. はなちゃん

    今現実に22歳の老猫と向かい合って居ます、一進一退を繰り返す感じで痙攣をおこしてから(二日間)今3週間を乗り越えています、意志疎通でき苦しまずにだけを祈り成るべく傍に居るようにしています。

    • はなちゃん

      22歳なんてすごい・・お互い、ホント猫様には感謝感謝ですね。イイお話をありがとうございました。

  8. ポチ飼い主

    いるかさま 先程旅立ちました、心構え頂き 有難うございました。

    • ポチ飼い主 さん

      自分の経験が少しでもお役に立ててよかったです。

      当然ながら、しばらくは・・・ですが、いつまでも一緒です!

  9. ポチ飼い主

    いるか様 

    家族のポチが、旅立ち 暫くは、悲しみに 押しつぶすされ そうに、なりましたが、 このまままでは、生きている 家族にも、食べ物代を稼ぐ仕事にも 影響が、出てしまい、また、空から見ている ぽちも 安心して成仏できないと おもい、気合を入れ立ち直りつつ あります、 その節は、本当に、有難うございました。 

  10. はじめまして
    18年5ヶ月そばにいてくれた愛猫が、昨日の深夜に亡くなり、色んな思いがこみ上げてきて、サイト検索していてこちらに辿り着きました。

    階段を下りるごとく弱っていく…、本当にそうでした。私が旅行で不在の3日間、家族がかわりに食事を与えてくれていたのですが、急に食が細くなり、毎日の皮下点滴はかかさなかったにもかかわらず、帰宅後8時間後に死んでしまいました。私の帰宅を待っていてくれたのかな? 旅行に出掛けたことをとても、後悔していました。

    昨年末に年を越せない位の状態だったのが、病院を変えて、毎日皮下補液をするようになったらみるみる元気になり8月半ばまで食欲旺盛でした。お別れはもうちょっと先と思ってました。

    昨日が彼女の命の炎の尽きる時だったのかもしれません。

    イルカ様の言葉に救われました。

    • やすこ さん

      彼らは、間違いなく「その時」を撰んでますよ。旅行に行ったのも、やすこさんをなるべく悲しませずに逝くための「配慮」だったと思います。

      大好きな飼い主さんの準備が出来るまで、タイミングを「待ってくれる」彼らの勇姿にはいつも頭が下がります。いいお話をありがとうございました。

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