まさかのスコットランド独立が、賛成派が51%になったそうで、エリザベス女王も慌てているようですが、スコットランドには北海油田があって、天然ガスのウクライナと同じく、
英国政府としては絶対手放したくないスコットランドですが、皮肉なことに女王陛下の007ことショーン・ケネリーは、スコットランド・エディンバラ出身のアイルランド系の方です。
いい役どころでしたね〜彼がスコットランド訛りを映画でも通したために、原作のジュームズ・ボンドがスコットランド出身の設定になったそうです。
2011年の引退直後はまだ007の面影あったけど、2013年にひょっこりパパラッチされたら・・84才の007は、いい感じのおじいさんに変装?
で、このショーン・コネリーさんは、「スコットランドが独立するまでは帰らない」と言っていたそうで、当然、独立賛成派で、
逆に独立に反対しているのは、映画ではへんな仕掛け満載のハリーポッターの著者であるJ・Kローリング女史ですね。
ハリーポッターの仕掛けとネガティブなアトラクター
万が一でも独立することになったら、イギリスの国力、経済自体が大変なことになるというのが反対派の主な理由のようですが、
スコットランドの人達が、そういったリスクを押してまで独立を望んでいたとは全く知りませんでした。
以前、逗留したウェールズのカントリーハウスでスコットランドランドから来たという方と朝食時にお話したことがあるのですが、B&Bの朝食はボリュームたっぷりで美味!
イギリスは初めてで、フランスにいたことがあると言ったらフランス語で話してくれて、とてもジェントルマンな印象でした。
下手なフランス語が役に立つのは、フランス以外の国だったりするわけで、特にイタリアでは、英語でなく、フランス語だと突然態度がガラリと変わったりして面白かったです。
ウェールズでは、「ここはイギリスではなくウェールズですよ!」というセリフを何度か聞きましたが、スコットランドの人達もそーいうのが強いわけですね。
ウェールズの国旗
スコットランドの国章
イギリスは、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つのカントリーから構成されていて、日本のように同じ言葉を使っていたのではなく、ウェールズ語やゲール語といった別系列の言語を有していたのを、英語が駆逐してきた歴史があります。
そういえば、「男子スカート」キルトは、スコットランドの高地に住むハイランドの人達の衣装で、ゲール語ではフェーリアと呼ぶそうです。
もともとはタータンの大きな布を独特の方法で腰に巻き、紐やベルトで留めていました。
このハイランドの人達は、低地のローランド地方のスコットランド人のほとんどがプロテスタントに改宗し、イングランドと連合してグレートブリテン王国を形成するのに積極的だったのとは対照的で、最後まで抵抗していたそうで、
男子スカートは、そんな心意気のアル人達の衣装だったのですね。
ところで、シュタイナーによると、衣服とは単に寒さから身を守るためのモノではなくて、その「装飾」により、「人間には精神的、超感覚的な部分がある」ということを表すもので、「着飾るのは、精神的なものを衣装のなかに表現しようとする意志の現れ」だそうです。
そして人間がベルトをするのは、その場所に人間おける特別なものがあることを表現しているとの事で、ベルトとは、人間が動物と違って「中央で区切られている」ということを知っているためにできたモノだそうです。
シュタイナーによれば、人間は昔、そういった事を感知して衣装をまとったということで、現代の衣服は形骸化しているそうです。
ハイランドの人達のフェーリア(キルト)にもベルトは欠かせないようで、そういうことを感知する超感覚的な力のある民族だったのでしょうか・・?
そして、女子ファッション界でも久々にウエストマークのスカートが流行ってきてますね〜
心霊主義者であり預言者でもあったアーサー・コナン・ドイルもスコットランド出身。可決の有無にかかわらず、スコットランド独立の動きは、世界の流れに影響しているのかも知れませんね。
それにしてもこのギャース!な感じの国旗や国章は、日本だったら絵の上手な小学生とかが秘密基地とか野球チームのワッペンに描きそうなデザインですこと。
そしてスコットランドといえばフリーソーメンですが、表向きの33位階がスコティッシュライトとかいってますから、きっと偉いんですネ。
<野球チームのワッペンに描きそうなデザイン>
そうそう、けっこう可愛いドラちゃんではあります。
<そしてスコットランドといえばフリーソーメンですが、表向きの33位階がスコティッシュライトとかいってますから、きっと偉いんですネ。>
行った人の話では、すごくきれいだけど、幽霊も多いそうで、かなりのポイントなんでしょうね。知ったら行けないイギリスさんですね。