「奇行と暴言と変な髪型で有名な」ボリス・ジョンソン英首相は、
ほんの一年前に「首相」になったばかりですが、
チャールズ皇太子と同じくコロナに感染し、皇太子は軽症ですが、首相は「症状悪化」が伝えられてます。
で、日本在住歴のある英国人ジャーナリストは、その素顔をこう語ってました。
最初の時は、まだ彼が何者か知らなかったので、本当にジョンソンだったのか90%しか確信が持てない。1987年、僕はジョンソンが当時在学中だったオックスフォード大学ベリオール・カレッジに出願した。カレッジを訪れたある時、人目を引く金髪の男が正門から出てきたのを覚えている。これが記憶に焼き付いているのは、彼を見た瞬間、オックスフォードが「生まれながらの権利」であるかのような、まさに特権的上流階級といった感じのこの男に、何となくムッとしたからだ。
一目で彼が上流階級の出だと察するなんておかしいと思われるかもしれないが、イギリスではそう珍しいことではない。当時、労働者階級の男たちが短髪だった一方で、男性の「ビッグ・ヘア」といえば名門私立学校のお坊ちゃん学生にお決まりのものだった。それに、僕たちイギリス人は階級に関しては第六感が働く。誰かが上流階級か否かは、彼らの所作や外見(おそらく服装)で分かってしまう。・・
2回目にジョンソンを見たときは、僕は彼を応援したいと感じた。2007年のこと、たまたま日本からイギリスを訪れていたとき、国会議事堂の外で「抗議行動」があった。偶然にも、これは僕が参加したことのある唯一の抗議行動で、少々風変わりなものだった。
古典研究(ラテン語、ギリシャ語、古代史、文学、哲学の研究)は学校で学ぶ科目としては過去数十年間、衰退し続けていたのだが、2007年に試験制度改革案が持ち上がり、実現すれば古代史が公立学校の教育から完全に消え去る、という事態になっていた。僕は公立学校とオックスフォードで古代史を学び、それが多くの点で僕の人生を豊かにしてくれたので、数十人の変わり者や学者たちと一緒にこの抗議行動に参加した。
ジョンソンはその時すでに国会議員で、ある種「有名人」であり、オックスフォードで古典を学んだこともよく知られていた。その彼が議会から出てきて僕たちに加わり、抗議行動をメディアの「イベント」に一変させた。ジャーナリストやカメラマンがどこからともなく集まってきた。誰かがジョンソンに古代ローマの衣装「トガ」(ただのシーツだけど)を手渡すと、イカレて見えることなどお構いなしに彼はそれに身を包んだ。誰かにラテン語の巻物を手渡されると、それをカメラに向けて抱え上げてみせた。
これを売名行為と見ることもできるだろうが、その瞬間、僕は彼のエネルギーとカリスマ性、そして気取りのなさに強く心打たれた。「ビッグプレーヤー」が、道化になって広報役を買って出て、小さな抗議行動を別次元に格上げしてくれたことがうれしかった(改革は中止され、古代史は科目として生き残った)。
典型的な英国特権階級エリートで、かつ、「抗議行動」する情熱的な側面を持っていたジョンソン英首相は、
2020年1月31日、EU離脱を決行した際は、ご自身がコロナで倒れるとは思いもしなかったでしょうが、
やはりアグレシッブな方、つまりアドレナリンが過剰だとコロナが重篤化しやすいのでしょうか?
それはともかく、島国でもあり、感染のおそかった英国も3万人を超える感染者となり、軽症ですがチャールズ皇太子も感染し、3月23日からロンドンはロックダウン中です。
さて、日本でいよいよ「緊急事態宣言」が出ることになりましたが、
これは昨日、「リアル酵素カフェ」に度々いらしてくれた方が写メしてくれた都内の風景で、
『いつもよりは少ないけど、意外と人出があるんですよ😅』とのことで、高層マンションにお住まいですので、公園ライフを楽しんでいるようです。
世界一安全な国・・に住んでる日本人にとって、「緊急事態宣言」が出たらどうなるのか? は謎ですが、
ペルーの首都リマで生まれ育ったラムさんいわく、ペルーでは外出禁止令とかしょっ中で、夜8時以降に外に出てたら尋問されたり、場合によっては撃たれても仕方がない・・という中で育ったので、全然動揺する必要のない「事態」だし、
感染病としてのコロナはさほど脅威ではない・・けど、懸念されるのは「経済が止まって」しまうことに付随する不都合だと言ってました。
実際、先々週頃までの清里高原は、かえって「日帰り客」が多くなったのでは・・という印象でしたが、
Mちゃん親子がいらした先週は、観光スポット「萌木の村」もガラーンとして、
愛娘さんは「二重跳び」し放題で、
密着せず、ゆっくり買い物も出来るし、まさに清い「里」って感じですが、
ゴールデンウィークとお盆時期はどうなるのでしょうか?
例年は、ゴールデンウィークとお盆時期だけ「原宿」みたいな混雑になるので、今年はかえっておススメかもしれません。
それにしてもMちゃん親子が八王子宅に来た3月18日の時点では、
こんな時だからこそ、4月中旬頃に「リアル酵素カフェ」をやろうね〜となったのですが、
ペルーラムさんいわく、「その頃、東京がどうなっているかわからない」とのことで、様子を見ていたですが、ラムさん予言が当たってしまいましたネ。
正直、コロナのおかげで「空気がキレイ」とのことだし、花粉の時期でもありマスクする習慣もOKで、
個人的には生活パターンに全然変化がなく、「コロナ騒ぎ」が他人事のようなのですが、
今の時点で、日本がこれ以上の感染を食い止めることが出来れば、世界中の「手本」になりそうです。
というわけで、4月の「リアル酵素カフェ」は開催を見送ることにしましたが、
ロックの本場、ロンドンまでロックダウンしちゃって、
わかりやすくロックを語ってくれているイケメン、
みのさんも歌舞伎町の「店を閉めます」と4月早々に言ってたことだし、
この機会にパチンコ店とかフーゾクとか一掃されて、繁華街の「空気がキレイ」になるとイイですネ。
そして5月以降、もしかしたらラムさんの南部町での「茶摘み」ワークとか、
新たな「リアル」が始まりそうな予感です!
茶摘みの時に取材させてください!
そういえば、フランスでは、ロックな医師が
今ある薬で成果をあげ、政府に力技で認めさせたそうですよ。そして、査読前とはいえ、それを超えるパワーが緑茶にあるという論文もでたようです!
緑茶パワーは科学的にもどんどんわかってきたようで、茶摘み取材・・ラムに言っておきますね!
ありがとうございます!その頃までに、ある程度収束してますように!