毎年、「萌木の森」で開催される「私のカントリー」は、年に一度、清里が原宿になるお祭りです。2014年は最高の天気に恵まれて大盛況のにぎわいでした。
2013年の「私のカントリー」は台風のためにあえなく中止。実際は、大したことなかったのですが「予報」が出ていると中止にせざるおえないようです。
昨年のぶんまでダブルな晴天に恵まれ紅葉たけなわの土曜日の午後、お散歩してきました。
連休と夏休み以外でこんなに混雑するのは「私のカントリー」の時だけです。
駐車場は既に満車状態。いったい何があるのでしょうか?
手前の広場では、高原野菜とか、手芸用品とか、
籠とか、お子様用にはこんなものとか?あんまり繁盛してなさそうだけど・・
やはり、奥の広場が本番でしょう。で、進むと・・・
ハロウィンムードいっぱいで、
すごい人出でした!
で、何があるかというと、普段の常設店にプラスして色々な店が出展して、
特にカントリー風アンティークの珍しいものを目当てに来る人たちが多いらしいのですが、はっきり言って高いのか安いのか・・
何でも、朝10時から店に入るための行列が出来てる状態だったそうで、つまりデパートのバーゲンと同じく朝一番に行かないと、お宝はGETできないようです。
午後からじゃ遅かったようで、来年は頑張る!・・かな?
すごい人だかりしているブースでは「タイムセール」をしてました!
やはり、お洋服のバーゲンは女性の永遠の人気なようで、皆さん目が輝いています。
すでに目がつぶれそうなワンコもいましたが・・
立川のアパレルだそうで、スタッフさんは昨夜遅くまで準備していて寒さで風邪引いたそうです。
敷地内でキャンプしてたんでしょうか?
気がついたのは、ここでの乳母車は9割がワンちゃん用です。
一匹なら抱っこできるけど、多頭飼いだと必需品のようですね〜
子どもをペットのように扱う「子どものペット化」が叫ばれるようなって久しいけど、もう区別は全然ない状態のようで、
子どもとワンコ2匹づつでハイ、ポーズ。
ペットも子どもも、他者に不愉快なおもいをさせないといった基本的な気遣いさえあれば自由に楽しむのが一番だと思いますが・・
ワンコOKのカフェがほとんどです。
この萌黄の村では、奇声をあげる子どもとか、吠えまくるワンコとかほとんど見たことがありません。これだけ人がいてもまわりの自然がいい働きをしているようです。
お隣の「ともにこの森」からの眺めもなかなかですよ〜
自然の中の回転木馬に子ども達は大喜び。
この回転木馬の所で、ちょっとビックリな光景がありました。
スゴイ決まったファッションのフレンチブルドッグと同じく決めてるセレブな女性が「お写真撮るからね〜」とワンコの引き綱をはずしました。
で、そのワンちゃん、どっか行っちゃうどころか微動だにせず、カメラ目線でちゃんとポーズを取るのです!
まるでモデル犬。いあや〜、しつければ何でも出来るんですねワンちゃん、と感心。
個人的にはこの位で十分OKだと思うのですが、
スコティッシュ・テリアだからケルト人ゆかりのハロウィングッズが気になるのかな?
こちらの白い子は私に向かって喜んで寄ってきたと思ったら、
店に入ってるお母さんと間違ったようでした!
ところで岸田秀氏はこんな風に言ってます。
ご存知のように、人類は家畜である。人類と鶏、猫、犬、豚、牛など他の家畜との違いは、人類は自己家畜化の結果、家畜になり、他の家畜は人類によって家畜にされたという点で違っているだけである。人類が自ら家畜になった結果、他の動物を家畜にすることを思いついたのであろう。
家畜の共通点は、最も典型的な家畜である犬を見ればわかるように、一定の方向に人為的に特殊化されているということである。猟犬とか、警察犬とか、愛玩犬とか、介護犬とか。家畜にされる前の犬の先祖が(狼だったとのことであるが)どうだったかは知らないが、家畜にされる前はこのような用途別の区別はなかったはずである。
子どももワンコもしつけは必要だけど、「一定の方向に人為的に特殊化」するのはイヤですね。まあモデル犬くらいならいいですけど・・
やっぱりワンコはこの方が自然です・・
飼い主さんのソフトクリーム狙って舌が出てます。
話しがそれましたが、「私のカントリー」ではショッピング以外にも屋台とか、コンサートも楽しめます。
「里の秋」をマンダリン演奏中。
高級レストランもピザの屋台を出して、
コーヒー200円は良心的な値段ですね〜
常設店ですけど、このバッグ屋さんは中々いいつくりのモノを置いてます。
ちょっとお高いですけどねぇ。バッグは2万〜4万位、財布は1万〜です。
と、いうわけでたくさんのワンコとも出会えて満足しました。
家に戻る途中、八ヶ岳の見える草原に寄ったら、
いつものことだけど誰もいなくて、まるで別世界。
庭の紅葉も美しく輝いていました!
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