最近では、子ども以上に「モンスター化」してる親の言動が目立つようで、
運動会をキャンプ地にして、親同士が場所取りで「けんか」したりします。
熊本地震があった日の東京の足立区で起きた子供同士の「けんか」は、たいへんな悲劇になってしまいましたが、
毎日新聞 5月26日(木)7時0分配信
4月に東京都足立区の区立小学校で同級生に殴られて意識不明の重体になっていた4年の男子児童(9)が25日朝に亡くなったことが、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は司法解剖をして死因を確認する。
児童は4月14日午後1時半ごろ、掃除の時間中に同じクラスの男子児童とけんかになり、頭や背中などを殴られて病院に運ばれていた。警視庁は、殴った児童を傷害の非行内容で児童相談所に通告した。
今の子どもたちは、「けんか」の加減を知らないとともに、
「モンスター保護者」の立ち居振る舞いが、子どもの「攻撃行動を促進」しているのかもしれません。
<モデリング>
心理学用語のひとつ。何かしらの対象物を見本(モデル)に、そのものの動作や行動を見て、同じような動作や行動をするのがモデリングである。
人間(主に子供)の成長過程では、モデリングにより学習・成長するとされている。思春期から大人にかけての時期では、憧れの意識から、対象の人物に少しでも近づきたいという心理が発することがある。
また、芸能人のファンが、その対象人物のファッションや仕草などを真似るのは、モデリングのひとつである。
アルバート・バンデューラ(A.Bandura)は攻撃行動は他人の攻撃行動を観察することによって促進されるとし、社会的モデルの示範的効果を強調した〈モデリング理論〉を唱えた。この立場では、他人の攻撃場面(たとえばテレビの暴力シーンやレスリングなどのスポーツ)を観察することによるうっぷんの解消、すなわち浄化作用を認めず、むしろ攻撃行動を促進させるとみている。
心理学では有名な理論ですが、当たり前といえば当たり前の話です。
標高1200mの清里高原は、
夏が近づくとドット観光客が押し寄せ始め、
最近は、子連れキャンプ人口が多くなり、
「マナーが悪い人」も「ちゃんとした人」もいますので、一概には言えませんが、
全体に「自然に親しむ」というより、ただ飲み食いして騒いでいるダケな印象を受けます。
清里でセルフビルドしているウチは、毎週「仕事」しに通ってますが、
このところ、内装工事は「材料待ち」で中断してて、
農家からいただいた「ぶどうの木」を、
薪ストーブに入る長さに揃えて、
整理したり、敷地の半分以上を占める「斜面地」を活用するために、土留めをして、道を作り、
歩きやすいように木の皮を「チップ」に敷きました。
旦那さんは一級建築士ですが、子供の頃、父親に日曜大工の手伝いをされられていたそうで、
刃物で指を怪我をして血だらけになっても、
元看護師さんだった母親は全然動ぜずに「消毒しておきなさい」だったそうで、
お二人とも大正生まれですが、昔の親は「肝がすわっていた」感があります。
ウチはシッポのある子しか育てたことありませんが、
幼少時代のモデリングは本当に大切で、
こちらは、猫をモデリングして「猫化」したワンちゃんで、
きっと生涯、段ボールを見るとハマるんでしょうね!
別に楽しく「飲み食い」するのが悪いわけではありませんが、
子どもがいる人もいない人も、子どもは常に大人を見ていてモデリングしていることを忘れずに、最低限「他者に迷惑をかけない」を心がけたいものです!
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