ビタミンCたっぷりな柿は、干し柿にするとビタミンCは減りますが、その代わりに、
美白やガン抑制効果のあるタンニンが増加し、ドライアイや疲れ目にイイ、ビタミンAが生柿の2倍になりますので、
(成分比較・生柿)
可食部100g当り (単位:㎎) |
ビタミンC | ビタミンA (カロチン) |
ビタミンB1 | カロリー (単位:kcal) |
かき | 70 | 120 | 0.03 | 60 |
りんご | 3 | 11 | 0.01 | 50 |
いちご | 80 | 6 | 0.02 | 35 |
みかん | 35 | 120 | 0.10 | 44 |
果物の中では、ダントツなビタミンA保有量となり、
ビタミンAは、皮膚粘膜を保護する働きもありますので、冬場の乾燥対策にピッタリな「おやつ」です。
干し柿にすると糖分が4倍にもなり、食べ過ぎると貧血になるので注意が必要ですが、
生柿が「身体を冷やす」のに対して、
干し柿は「胃腸を丈夫にして内臓を温め」、
粘膜をうるおし、せきを止め、たんを取り除きますので風邪や気管支炎予防にも有効です。
買うと、けっこうお高い「干し柿」ですが、
先日、甲府在住の友人から「甲州百目」という渋柿を頂きまして、
百目というのは、目にイイからかと思いきや、重さのことでした!
甲州百目は釣鐘形をした大型の不完全渋柿で、通常のものでも350グラムから400グラムほどになり、大きいものになると500グラム以上になる。百目の名称は百匁(約375グラム)から付けられたと言われている。
Wikipedia
確かに大きくて、普通の柿の倍以上の大きさです・・
で、お初な「干し柿」作りに挑戦・・
皮を剝いて、つるすだけと思いきや、色々と注意点があるようで、
今回は「とりあえずやってみた」のですが、
一番気になるのは、コレ!
標高高い清里の紅葉はそろそろ終わりですが、
東京から移植したチェリーセージが、まだ咲いていて、
無事、冬を越せて根が付けばイイのですが・・
このところ、冬越しに備えて、小鳥さん達も食欲旺盛に飛び回ってまして、
大好物なひまわりの種を、
置いておくと、
アットいう間になくなりまーす。
「干し柿作り」を調べていたら「鳥に注意!」というのもありましたが、
柿の起源は古く、縄文時代からあったようですので、
<柿の起源と来歴>
柿がいつ頃から存在していたかについての根拠となる資料は有りませんが、一説には氷河期が終わった後に中国から渡来したと考えられています。
縄文、弥生時代の遺跡からは種が出土していますが、時代が新しくなると共にその量は増えてきます。つまり大陸文化が渡来して、広がると共に普及していったのだと思われます。また、今のように大きな柿は、奈良時代に中国から入ってきたと考えられています。http://www.kanazawa-market.or.jp/Homepage/mame/seika_kaki.html
縄文人は、長い間戦争知らずで、自然と共存共栄していた日本民族のルーツですから、
お初な「干し柿」を、万が一鳥さんに食べられてしまっても、
それはそれで良しとしましょう!
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