
これまでに発見されている酵素の数は約2,500種類とも3,000種類ともいわれて、酵素はさまざまな役割を果たしますが、1種類の酵素がすべての役割を果たすのではなく、
数多くの酵素にそれぞれ役割分担があり、ある特定の酵素が不足したことにより病気になりやすくなることもあるので、なるべくまんべんなく、色々な種類の酵素を摂ることがいいようです。
まるで人間社会と同じですね、誰もが大事なワンピースであり、いなくていい人などいないのです。(悪にも御用があると言いますし・・)
と、いうわけで、先週は清里で、丸ごとフルーツのミックス酵素を作ってみました。
朝はやく、「花子とアン」の草原近くの八ヶ岳からの渓流で洗った、ヨモギやミント、セリ、シソなど草たちと、
八王子から来る途中、韮崎でGETした山梨県産のプラムと林檎をミックスしちゃいます。
いつも通りの要領ですが、小さい林檎とプラムは刻まないで、丸ごと浸けてみることにしました。
梅酵素ジュースと同じく、十字の切り込みを入れます
大きい林檎は刻んで、果物と草の重量の1.1倍のお砂糖を用意して、瓶の底に砂糖をひきつめ、具と砂糖を交互に重ねて、最後は砂糖で終わらせます。
最近の研究では、「元気・長生きの秘訣は酵素の節約から」ということで、
この考えを提唱したのは、アメリカのエドワード・ハウエル博士で、ハウエル博士の学説は徐々に広まり、今では酵素をいかに節約するかが元気で長生きする秘訣ではないか、という考え方が常識になりつつあるそうです。
酵素の量は年を追うごとに減っていくことは、医学的な調査からも明らかになっており、その人間が固有に持っている、一生のうちでつくることができる一定量のことを潜在酵素といい、
潜在酵素は消化酵素と代謝酵素に大きく分けられますが、消化酵素も代謝酵素も同じ1つの潜在酵素からつくられているので、
消化酵素として潜在酵素を使ってしまうと、その分、代謝酵素に回される量が少なくなるので、病気が治りにくくなることになります。
元々持っている潜在酵素の量は人それぞれで、かつ、どれだけ節約できるかが、アンチエイジングの決め手というわけです。
さらに、風邪などの病気になったら、なるべく少食にして、消化酵素を節約し、潜在酵素にまわしてあげれば回復します。
なぜなら、潜在酵素を使って、体を組み立てたり、悪い部分を修復したりするのが、代謝酵素の働きで、つまり自然治癒力の正体は代謝酵素の働きによるものなのです。
栄養をつけようと食べることは、消化酵素に潜在酵素を必要以上に使ってしまうので、不調の時にも酵素ジュースは強い味方ですね!
追記:その後の調査で、日本で流通しているエドワード・ハウエル説には意義があることがわかりましたが、手づくり酵素なら腸内フローラを育て、免疫力アップにつながるのは間違いないようです。
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