一足早く秋が訪れる清里高原ですが、今年はどうもはっきりしない天気が多く、
10月14日、それでもだんだんと色づきはじめてきて、
夏の花々は枯れ、
秋の花々がひっそりと咲いてます。
道路に面した反対側の敷地は、
南傾斜の山林になっていて、
なるべく自然の状態を残したい意向で家を建てたので、半分はこんな感じで、
大きなカラマツ=ラーチが敷地内にあり、
カラマツは、針葉樹ですが葉を落とすので、
2016年の秋、庭に散ったカラマツの葉を拾い、水でアク抜きをして乾かし、
壁を塗った「ゼオライト」に混ぜ込み、
ちょっとだけ遊んでみましたが、
もっとたくさん、カラマツ入りの壁にしておけばヨカッタと、
この秋知った「アナスタシア」を読んで、しみじみ思いました。
ロシアの実業家、ウラジミール・メグレ氏のノンフィクション記録である「アナスタシア」は、
1994年に寄港先のタイガで、メグレ氏が「2人の老人に話かけられた・・」ことから始まります。
タイガ(Тайга́)とは、ロシア語でシベリア地方の針葉樹林の意。ユーラシア大陸、北アメリカ大陸の北部(亜寒帯)に発達する針葉樹林の純林のことを指す。
その老人たちは、アナスタシアの祖父と曾祖父なのですが、
75歳位にしか見えなかった祖父は「119歳」とのことで、
まるで「長老の種族」を思わせるような実話なんですが、
メグレ氏は、その見知らぬ老人から、
あるシベリア杉の木、リンキング・シダーを伐採してほしい・・そして、その木の木片を人々に配ってほしい・・と頼まれます。
「それは特別なシベリア杉でね」と老人は言い、その木片について熱心に説明しはじめた。
「木片はひもに通して胸にさげる。胸に下げたまま、裸足で草の上に立ち、それを左手で胸に直接押しつける。すると一分後に心地よい暖かさがその木片から出てきて、かすかな震えが体を通り抜ける。
ときどき氣の向いたときに、木片の胸に面したほうを両手の親指で支えて、反対側の表面を指先で磨くようにするといい。このリンキング・シダーの木片を持つと、三ヶ月後には心に感ずる幸福度が格段に増し、あらゆる病からも解放される」
これは、そのリンキング・シダーではありませんが、シベリア杉からつくられたペンダントで、
アナスタシア・ジャパンから980円で購入できます。
なかなかオシャレで気に入ってますが、
人々を幸せにするシベリア杉は、ちゃんと使ってもらわないと、自らのパワーで焼け死んでしまうそうです。
老人はさらに熱をこめて語りだした。
「神は宇宙のエネルギーを貯蔵するために、シベリア杉を創られた。
愛に満ちた人間は、あるものを放射する。その放射はその人の頭上を運行する惑星に一秒にも満たない速さで届き、瞬時に反射し、再び地球に戻ってきて、生きとし生けるものすべてに命を与える。
太陽は人の放射のすべてをも超える波長を反射することができる星のひとつ。
光の勢力が発する放射だけが、人から宇宙へと飛んでいく。そしてあらゆるものに益となり恵みとなる放射のみが、再び宇宙から地球へと戻ってくる。
邪悪な感情の影響下にある人間からは、闇が放射される。この闇の放射は上昇できず、地中深く降下していく。そして地球の中心部に到達すると、はね返って、火山の噴火や地震や戦争となって地表に戻ってくる。
はね返ってくる闇の放射の究極の作用は、発した人間の内なる邪悪な感情をじかに強化することだ。
シベリア杉は550年生きる。その何百万という針状の葉は、昼も夜も、あらゆる波長の光のエネルギーを捕らえて蓄積していく。その生涯が終わるまでの長い間に、光のエネルギーを反射する無数の天体が、杉のこずえの上を通り過ぎていく。
たった一本の小さなシベリア杉でさえ、人間が地球でつくりだすエネルギーのすべてを合わせたよりずっと多く、人間の益となるエネルギーを内蔵している。
シベリア杉は人が放射したエネルギーを宇宙から取りこみ、貯蔵し、適切な時期に再び宇宙に返す。その時期とは、宇宙にエネルギーが足りなくなったとき、つまり人間と地球上に生きるすべてのものがエネルギー不足にさらされる恐れのあるときだ。
めったにないことだが、この蓄積したきたエネルギーを宇宙に返せないでいるシベリア杉に出会うことがある。
500年生きると、シベリア杉の木は独特の音を響かせるようになるが、静かに音を響かせることで人間に語りかけているー自分を切り倒して、蓄積したエネルギーを地球のために用いてほしいと。
3年間、鳴り続けてそのサインを出しつづける。その間に人間との接触がないと、自分の中に貯蔵してきた宇宙からのエネルギーを人間に直接与えるチャンスを失う。そうなると、その木は自分自身の中でそのエネルギーを燃やしはじめる。この拷問のような苦しみに満ちた燃焼と死にゆくプロセスは、27年間続く。
つい先日、われわれはこういうシベリア杉に出会った。その木の鳴らす音が、非常に小さくかすかなものだったので、これは鳴りだしてから2年はたっていると判断した。その木は、残された期間を少しでも延ばそうとして、できる限り小さな音を出していたのだ。
残された時間は1年。それゆえに、何としてもその木を切り倒して、人々に配らなければならない」
2018年も、森林火災が多発しましたが、
今年7月23日、ギリシャのアテネ近郊マティ村などで大規模な森林火災が発生。「火炎放射器のような炎」(英BBC放送)が強風に煽られ、周辺の住宅を焼き尽くし、81人が死亡(7月26日統計)という大惨事に。北欧のスウェーデンでもほぼ全土で山火事が発生、建国史上最悪の災害となっている。
もしかしたらアナスタシアの祖父が語るような事情もあるのかもしれず、
ウチはなるべく伐採木を有効利用しようと、
薪にしたり、
余った建築材料で棚を作ったりしてます。
秋の庭先に咲く花をちょっと飾るだけで、
気分がなごんだりしますが、
バッチフラワーのエッセンスは、実は花だけでなく、木系のものも多く、
ラーチ=カラマツは、自信のナイ人を勇気づけてくれるレメディです。
このように、アナスタシアに出てくる話は、体験的にもナルホドなことが多く、
まだ5巻目なんですが、
秋の夜長に、じっくり味わいたい、
とっても素敵な、現在進行形のノンフィクション・シリーズですよ!
自然に近い状態なのにこれだけ色身があるんですね。
完成間近となった新居で妖精と戯れながら寛ぐイルカさんの姿とっても素敵でした(*^^*)写真からでも温かみが伝わってくる、現代には貴重な空間だと思います。これだけ活動してるのに楽しみながら長年手をかけ続けられのも凄いことです。
八王子のご自宅もカフェみたいでお洒落だし、本当に住む人次第だな~と思いそして生活感まみれの自宅を振り返り現実にかえりますが…
夢を叶えて貰ってるみたいな気がするのも魅力のひとつです♪
お母様の件を読んで、こちらのblogに巡り会えたのも不思議なご縁と改めて思いました。母は私が修学前にガンで他界しました。うちの場合は告知ありだったので影響あるのでしょうかね?その事をだれよりも悼み続けた亡き祖母が昔山梨に住んでいて、しかもお誕生日が昨日だったので、クレちゃんが旅立つときはなんだか他人事とは思えず緊張していました。それで面識なくても感慨深く思い出しますが、そのずっと前にワンちゃんのことでやりきれない思いをした際、学校へ入るというイルカさんの行動力に感銘を受けました。見習いたいことがたくさんあります。ありがとうございます。
わかえさん、
クレちゃんのこと覚えてくれていたんですネ。ありがとう・・
私の知る限り、はやくに生母を亡くした方は「守り」が人一倍大きい様に感じます。
そして自分は、子に先立たれることほど「悲しい」ことはない・・というトラウマを、今生ではペットで流すことを「決めて」きたよーでして、
いずれにせよ、いろいろな人間関係の中でいろいろな感情を体験することこそが今生の醍醐味だと思っています。
こちらこそ、暖かいお言葉いつもありがとうございます♡
リンギング・シダーは日本では手に入らないみたいで、それはそれなりに意味があるんで・・・
私は神社の御神木であるケヤキの木の皮で、リンギング・シダーと同じような効果を体験させられたことがあるので、こういったものは意外と身近なところで手に入るようになってるのが日本じゃないかと思えるわけです。
ケヤキの木にハグしてたら足元に手頃なサイズの木の皮がポロリと
落ちて、持っていけという感じだったので、それで色々と面白い事が体験できたわけですが、2年後にソレはコナゴナになって消えました。
ナルホド、御神木も地産地消ってわけですね。
それにしてもその「ケヤキ」、そうとう働いてくれたようですネ!