酵素カフェ

イエスも仏陀も使った「方便」と地球上に戦争が絶えない理由

3年に渡る「コロナ自粛」はすっかり過去の話・・になったようで、

8月最初の土日、清里高原には沢山の観光客が押し寄せてましたが、

ウチの周りは、観光シーズンでも変わりなく、

時折、道を間違えてUターンする車が通過する以外は静かなもので、

ベンガル・ピノちゃん、昨日も庭先だけの「まったり」散歩でしたが、

旦那さんが現れたら、スグお膝に飛び乗って、

2年半前、引き取った直後はちょっと「警戒」していたのに、

すっかり「男性」の波動にも慣れたようです。

猫は微細な違いをキャッチするようで、近所のペンションに泊まりに来た5〜6人の女性達が、「可愛い〜」と撫でてくれたのですが、その中に聾唖者の方がいて、その方が撫でようとしたら、ピノちゃんピクッと反応して、逃げちゃいました。

その女性はお洒落な感じで、見た目的には聾唖者だと全然分からないのですが、独特な波動があるのでしょうネ。

そしてそれは、男性・女性の「違い」と同じく、どちらかが優れているわけではなく、「違い」は違いで認識するのが自然な態度だと思います。

昨日の清里はそこそこ暑かったですが、

8月7日月曜の清里は、真昼でも22度・・昼前に一時、雨が降りました。

朝8時半頃、ピノちゃんと外に出たら、

ピノちゃん、お隣さんのお庭にグイグイ入っちゃって、

シオンの咲く、軒下でくつろいでました。

「明日の朝、お友達と一緒に帰ります」と、お隣さん言ってましたが、まさに入れ違いで出たところで、ピノちゃんはそういうのも敏感にキャッチします(笑)。

10泊11日の滞在中、カサブランカやフロックスが咲き出し、

89歳のお隣さんは、「胃ガンの手術→多臓器不全」で退院した直後から「コロナ渦」になり、今回、久しぶりに泊まった次第で、

「ホントに来れて良かったわ〜」と言ってましたが、「胃ガンの手術→多臓器不全」以降、ご主人を施設に預けたので、「私だけ来れていいのかしら・・罪悪感を感じちゃう」とも言うので、

奥さんのことだけは「一応、認知できる」というご主人のためにも、どんどん楽しんだ方がイイですよ〜 と伝えたら、納得してました。

「罪悪感」に使われるバッチフラワーはパインですが、

多くの人々が(認識してなくても)奥底に「罪悪感」を抱いていて、罪悪感を隠すために「敵をもつ必要」が生じます。

戦争〜腰痛まで影響する「罪悪感を正視することの難しさ」

つまり、地球上から「罪悪感」がなくなれば、戦争もなくなりますので、

バッチフラワーのセオリー、「あなたが幸福であることが、他者への最高の貢献です」は、コレクトなんですが、

新しい時代にシフトするためのバッチフラワーの勧めと使い方

キリスト教の原罪=「罪悪感」は、明らかに「誤解」されて伝わったのだと、

OSHOさんの「死について41の答え」を読んでいて、確信しました。

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しかし、なぜイエス、モーセ、モハメッドーーインド以外で生まれた三大宗教の創始者ーーは輪廻転生について直接話さなかったのだろうか? それは、ある理由のためだ。そしてその理由には、モーセも気づいていた・・・というのも、エジプトとインドは、絶えず交流があったからだ。以前、アフリカはアジアの一部だったが、その大陸はゆっくり離れていったのではないかと言われている。インドとエジプトはつながっていた、だからこそ、非常に多くの類似点があるのだ。そして、南インドの人々が黒いと言うのは不思議ではないーーもしアフリカがアジアとつながっていれば、アーリア人とアフリカ人は確実に入り混じっていたに違いないからだ。・・

インドは当時、非常に裕福な国だった。この世の黄金の国、もっとも豊かな国だと思われていた。そして豊かな国にとって、ほんとうの問題、もっと大きな問題とは退屈だ。それは今、西洋で起こっている。今、アメリカは同じ状況にあり、退屈がもっとも大きな問題になっている。人々はすっかり退屈している。死にたくなるほど退屈なのだ。

クリシュナ、マハヴィーラ、ブッダはこの状況を利用した。彼らは人々に言った。「これは何でもない、一生の退屈など何でもないのだ。あなたは今まで何生も生きてきた。そして覚えておくがいい。もし耳を傾けなければ、さらに多くの生を生きることになる。あなたは何度も、何度も、退屈することになる。生と死という同じ車輪が動いていくのだ」

彼らは退屈をとても暗い色で描いていたので、一度の生でさえすでに退屈していた人々は、宗教に深く関わるようになった。生と死を一掃しなくてはならない。この車輪から、この誕生と死という悪循環から抜け出さなくてはならない。それゆえ、当時はそれに意味があったのだ。・・・

その後、インドは貧しくなった。ひとたび国が貧しくなったら、退屈は消えた。いいかね、貧しい人は、けっして退屈しない。金持ちだけが退屈する余裕がある。それは、金持ちの特権なのだ。貧しい人は退屈を感じられない。彼には時間がないのだ。彼は一日中働き、うちに帰るころには、疲れ切って眠りにつく。・・彼の娯楽といえば、セックスだけ。自然な、生来にものだ。だから貧しい国は、豊かな国よりも子どもを生み続けるーー唯一の娯楽なのだ。・・

インドが貧しくなった瞬間、輪廻転生の理論が逃避に、希望になったーー退屈ではなく、希望、先送りの可能性なったのだ。「今生、僕は貧乏だ。心配はいらない。生はたくさんある。来世、もうちょっと努力すれば、もっと金持ちになれる…今回は、過去のカルマで苦しんでいる。次の生で人生を楽しめるように、今世は悪いことをしないようにしよう」それは延期になった。

イエスはそれを見た。この方便は、元々意図されたような形では、もはや働いてはいないということを見たのだ。状況は変わってしまった。さて、イエスは別の方便を作り出さなくてはならなかったーー 一度きりの生しかないという方便だ・・・・だからこそ、西洋は時間を意識しすぎるようになった。誰もが急いでいる。この忙しさはキリスト教のせいだ。方便はまた失敗してしまった。永遠に有効な方便はない。

私自身の体験では、ある方便はそのマスターが生きている間だけ働く。というのも、彼こそがその魂だからだ。彼はそれがうまくいくような算段をする。マスターが逝ってしまったら、方便は機能しなくなる。あるいは、人々は新しい解釈を見つけるようになる。

今、西洋では、この方便は完全に失敗している。今、それは問題なってしまった。人々は絶えず急ぎ、緊張し、不安になっている。たった一度の生しかないからだ。・・・

こうしたすべては、この方便によって起こってきた。それはイエスの時代をうまくいっていた。彼は絶えず周りの人たちに言っていた。「気をつけるがいい!『最後の審判の日』がすぐそこまで近づいている。あなたはまさにこの生で世の終わりを目の当たりにすることになる。そして、他の生は存在しない。もし逃せば、あなたは永遠に地獄へ投げ込まれるのだ!」

彼はただ、ある心理的な雰囲気を作ろうとしただけだ。それは彼が生きているときにはうまくいっていたし、彼が逝ってからの数日間はうまくいっていた。それがさらに数日間うまくいっていたのは、イエスとともにいたときの雰囲気、オーラのようなものを持った近しい弟子たちがいたからだ。しかしその後、それはまったく逆の効果を生み出した。

それはこの世に今まで知られた中で、もっとも世俗的な文明を生み出した。・・一度きりの生しかないのだからーーそれをできる限り楽しむことだ!楽しめ、明日に延期するな。

インドの方便は失敗した。人々は無気力になったからだ。それは仏陀がいるときには役に立った。彼はほんとうに、世界でもっとも大きなムーブメントの一つを作り出した。何千もの人々が世を捨て、サニヤシンとなった。それはつまり、彼らがすべてのエネルギーを真理の探求に捧げたということだ。彼はあまりにも退屈な雰囲気を作り出したので、もしあなたが逃したら、退屈してしまう、というわけだ。

しかし以後に起こったことは全く逆だった。それはいつもそうなる。マスターたちは必ず誤解される。そして人々は非常にずるく、非常に如才ないので、つねに方便全体を台無しにする方法を見出すことができる。

イエスは、生は永遠で、輪廻転生は事実だと完璧に分かっていた。彼は、おそらくとても近しい弟子たちには、間接的な形でそのことに触れている。しかし、大衆にではないーーそれは単純な理由による。彼はそれがインドで失敗したのを見た。何か別のことが試されるべきだったのだ。

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う〜〜ん、本来は退屈って、金持ちの贅沢だったけど、日本を含めた先進国では、大衆のほとんどが「退屈」している現状で、それゆえの少子化というのも確かにアリですネ。

いずれにせよ、大衆に真理を伝える・・ってすご〜く大変なことで、仏陀もイエスもそのために「方便」を使い、特にキリスト教は「まったく逆の効果」になっちゃったのですね。

形骸化した「葬式仏教」が主流の日本においても、死期が近づくと『地獄』=『最後の審判の日』を意識し始め、昔、してしまったことへの「罪悪感」が出て来る・・ってよくありますが、この世にいるうちに「罪悪感」が浮上して、クリーニング出来るのは幸いです。

お隣さんが去った後の庭には、トンボがいて、

滞在中、オカリナ仲間の友人と「ふるさと」を吹いてる音が聞こえましたが、

お隣さんいわく「空気のせいか、オカリナの音まで違うのよ」とのことで、すっかりお元気になったお隣さん、又来れるとイイですね!

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