村井俊治・東大名誉教授の「MEGA地震予測」が史上初の南関東最高警戒「レベル5」となったそうで、
関東地方に特別警戒を呼び掛けています。
「複数の異常が重なったことから、『これはただ事ではない』と南関東を『レベル5』にしました。『震度6』を超える大地震がいつ起きてもおかしくない。ですから、くれぐれも警戒は怠らないでほしい。多くの人は首都直下型地震を心配しますが、関東のどこが震源になっても地盤の緩い首都圏は危ない」
(村井氏)
確かに、震度4以上の地震が7月17日以降関東では頻発してて、
潜在意識が3次元の現実に影響を及ぼすのなら、
https://youtu.be/eY23DqVvkTA
こんな時こそ、平常心で心の安定を保つことが何より大切になりますが、
日本人の潜在意識をメディアが誘導する傾向が顕著になったのは、
1995年に起きたオウム真理教による「地下鉄サリン事件」以降だと、
「オウム真理教」を追い続け、テレビ局の制作ディレクターを契約解除されつつも、『A』『A2』という迫真のドキュメンタリー映画を撮った森達也氏は言ってます。
『A』も『A2』も見たことありませんが、
先日『A3』を読んで、
麻原彰晃氏が刑務所に入ってからの劇的な変化ぶりに衝撃しました。
最初の頃の麻原氏は接見する弁護士に対して、
「何月何日に東京で大地震が起きるから逃げてくれ」
「私は一生懸命に地震を起こさないようにと闘ったんだ」
といった、ある意味「正気」の発言をしていたにもかかわらず、
わずか数ヶ月で会話不能になり、薬物(向精神薬)を大量に投与された疑いがあるということです。
で、当然ながらキチンと治療してから麻原氏を証言されるべきだと主張した森氏に対し、
この方々はしっかり、「責任能力あり」とメディアで述べてたそうです。
佐木隆三、江川紹子、福島章、渥美東洋
佐木隆三氏と渥美東洋氏は故人ですが、あとの二人は今でもテレビに出てますネ。
で、世論と批評家のコラボで麻原氏は治療されぬまま「死刑」が確定し、
今も東京拘置所に収監されているわけです。
意外なことに、森達也氏のルポによると、若い頃の麻原氏を悪く言う人はなく、
国産イグサの9割が栽培される熊本県で畳職人だった父親と、
家族の評判もすこぶる良く、近隣の誰もが「良か人たちだった」と語ってます。
そして、麻原氏の幼少期を知る寺の住職は、
「麻原は誰かに操られていたのでは・・」と、森氏に本音を語りますが、
事件当時、こういった麻原氏の出自に対する報道が少なかった理由を、
森氏は、以下の「3つの噂」が放送コードに触れてたからだと指摘します。
①麻原は在日二世らしい。
②麻原が生まれた地域は被差別部落らしい。
③麻原の家族は水俣病の被害者らしい。
う〜ん、どこかで聞いたような話ですが、
実際のところ、①と②は完全なデマで、
麻原氏の両親は朝鮮から引き揚げて来た純粋な日本人で、水俣病についてだけが「可能性大」とのことです。
今さらながらの「オウム」ですが、新都知事となった小池百合子さんが教会&日本を操る黒幕とされるマイケル・グリーン氏と懇意だと知り、
東京都民としては、ちょっと心配になり、
さらに、こんな情報も気になります・・・
<オウム事件の整理整頓>
松本、地下鉄両サリン事件後、大量脱会したオウム信者のほぼ全員が統一教会の脱会者で、中核は元自衛官を含む十人前後。
オウムは88年ごろから統一教会系企業と交流を深め、90年の衆院選では選挙活動のコンサルティングを受けていた。選挙後に統一教会からオウムに、大量に信者が移った。
捜査当局がオウム教団から押収した資料の中に、「オウム真理教内の統一教会信者名簿」があった。これは、統一教会の合同結婚式に参加したオウム信者の名簿と見られ、統一教会信者と同姓同名という23人の名前が書かれてあった。
オウム教団内には、創価学会やアゴン宗など他の宗教団体から加わった信者が多く、新左翼などの脱会組もいると言われている。
麻原が一時住民票を移した杉並のマンションの所有者は、国際勝共連合(統一教会)に近い国会議員だった。
http://richardkoshimizu.hateblo.jp/entry/20150807/1438933667
「地下鉄サリン事件」のキーマンだった村井秀夫氏は、麻原氏の逮捕前、事件発生1ヶ月後に「ユダ・・」という謎の言葉を残して殺害されてますので、
麻原氏が廃人となれば、事件の真相はうやむやのまま「オウム真理教」現象はフィクションになっていくわけです。
それにしても政教分離とは名ばかりで、いつのまにか日本の政治は宗教団体と密接になっていたようですが、
麻原の精神状態と同じく、メディアがどんどん崩れていく有様を森氏はこう描写してます。
かつてなら断定できなかったようなことが、人物や場所を曖昧にするモザイクをつけることで断定しやすくなった。あるいは事実を極端に誇張したナレーションもつけやすくなった。裏取りの必要性もなくなった。
モザイクを前提としてインタビューに応じる人が多くなった。「潜入もの」などが典型だが、時としてモザイクが画に臨場感を与えるようになった。
こうしてモザイクはテレビ画面に定着した。
オウムによって危機意識を刺激された社会は、単純な「わかりやすさ」をメディアに求め始め、その緊急避難的な欲望がメディアの商業主義と密通した。
あとは民意とメディアの総合作用によって、単純な善悪二元論が加速されるばかりだ。
一見、プライバシーの保護のような「モザイク」が、いっそう「結論ありき」の報道に拍車をかけたわけですが、
今じゃモザイクなしで、こんな姿をさらす人達もいます・・
イルミナティ会員ナンバー634(笑)今井絵理子本日
悪魔のサインで記者団をお迎え国会登庁w
会員ナンバー666きゃりーさんwww
15年ぶりの新作『FAKE』が公開中の森氏は、
http://fakemovie.jp/introduction/
あの上祐史浩氏と共演した番組レビューでは叩かれたりもしてますが、
https://youtu.be/dzbAI_fZYsY
・この森ってやつは何なの?レギュラー陣が知識不足で不愉快なのはわかるが、ひじをついて話を聞くってのは社会人としての知識と常識が欠如してるね。くだらないドキュメンタリーを撮って大物ぶってるの?
映画はニュートラルな立場で撮影したと言っていたが結局は警察や国家に対する左翼的立場。
おとなしく南朝鮮にでも帰化すればよい・森が不満げな態度なのが始終気になった。聞き手が馬鹿ばっかりで全然予備知識もなく臨んでいたりすることなどにイライラしてるんだろうけど、自分で番組出演決めた以上いい大人なんだから割りきれよ。
・麻原はどう考えても絶対悪やろ
・森達也の事よく知らないくせに印象だけで批判するコメント多過ぎ。普通に考えて上祐の他責的発言とか、今の上祐を肯定しようとするこの番組の空気の方に違和感覚えないの?
自分は上祐さんの変わり身の早さの方が気になり、
少なくとも『A3』は読み応えたっぷりで、
「オウム」の記憶が薄れてきた今だからこそ再認識したい情報で、
皆で共有していると思い込んでいる事実とはフィクション混じりの主観的現象かも知れず、
ひょっとしたら、自我の崩壊した麻原氏は東京拘置所の片隅で、
「地震を起こさないように」と祈っているかもしれないと、ふと思いました。
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