10月もあっと言う間に中盤となり、
10月16日、ベンガル・ピノちゃんは朝からバタバタ駆けずりまわり、
お外に出なくても、家の中で十分、楽しそうに運動しています。
今日の清里はイイお天気ですが、
「清泉寮」で収穫感謝祭が行われた昨日・日曜日はあいにくの雨で・・
野外イベントは「お天気」次第だったりしますが、ジャジー牛と野菜目当てで行ったら、
冷たい雨の中、午前中から、けっこう人が来ていて、
大きな瞳のジャージーの子牛さん、
イベント会場に行くのがイヤなようで、
かなり抵抗してましたが、怖いのかな?
天気予報通り、午後からは「晴れ間」も出て来て、
続々と、お客さんが押しかけ、
足湯をしたり、
ジャージー牛のソフトクリームを食べたり、
日本は平和だな〜〜 と、しみじみありがたく思い、
ウチにしては珍しく、野外でランチを楽しみましたが、清泉寮のバーベキュープレート、なかなか美味しかったです。
後から気づきましたが、この日10月15日は、旦那さんのお父上と前猫のクレちゃんの命日で、
昭和天皇が崩御した年に(1989年1月7日)亡くなったお父上は享年73歳でしたが、戦地で結核になり、帰還後も多々病気をしていたので、「もう十分」という感じだったのでは? と旦那さんは言ってました。
人間も動物も、年齢に関わらず、「逝く」タイミングってあるように感じますが、
猫にも認知症がアルってホントでしょうか?
●全般的な見当識障害(壁や空間をじっと見つめる、部屋の角で行き詰まる、家の中で迷うなど)
●目的が分からずに歩き回る。今までだったら、同居猫のなわばりを理解して行動していたのに、それが認識できなくなる、あるいは庭から外には出ないことを理解していたはずなどに、わからずに出て行ってしまうなど。
●遊びに対する関心の低下
●睡眠および覚醒サイクルの変化(人間の活動にはお構いなしで一晩中起きていて日中ずっと眠っているなど)
●食物、水、同居猫や人との交流に対する関心の低下
●トイレ以外の場所での排泄、我慢ができなくなる
●よく鳴くようになる(特に夜間に大声で鳴くなど)
https://www.hills.co.jp/cat-care/healthcare/cat-dementia-in-seniors
ジャンプ力などの運動神経・聴覚・視覚は衰えてましたが、クレちゃんには一度もトイレの失敗とかなく、私たち以外の「人」が来るとスグ隠れていたのが、出て来るようになった・・というのが、若い頃との唯一の違いで、あれっ、ご飯を食べてない・・となった数日後に、眠るように息を引き取りました。
猫の場合も、自然な老化と「認知症」の違いって微妙な感じですが、
(人間の)物忘れと認知症の違いは、「忘れたことを自覚している」か否かです。
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<もの忘れと認知症の違い >
( )が認知症
原因・・ 脳の老化 (脳細胞の変性など)
忘れる範囲 ・・ 体験した記憶の一部を忘れる (体験した記憶のすべてを忘れる)
時間や場所の認識・・認識がある (認識できない)
症状の進行・・ほとんど進行しない (進行する)
自覚の有無・・忘れたことを自覚している (忘れたことへの自覚がない)
https://www.minnanokaigo.com/guide/dementia/
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コロナ以降「引きこもり」がちの87歳の母親も微妙な感じで、
先日、ケアマネとの打ち合わせでMY実家に行った際、
夕食は「しゃぶしゃぶ」にしたのですが、いつもの場所にカセットコンロがなく、
どこにしまったのかしら? と、母は散々探し、結局、見つかったのですが、「もう、使わないから・・」と片付けたことを忘れちゃうって、まあ、自分にもアリますネ(笑)。
「なんでも忘れちゃうし、すぐにモノがなくなる・・」という自覚は、一応、母にはアルようなので、そういう意味では「認知症」ではナイのかもしれませんが、
こちらの「認知症っぽい」には、かなり当てはまります(青下線)。
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<どんな行動や言動があったら、
認知症っぽいの?>
同じことを何度も言う、忘れ物や探し物が多くなる、約束の日時や場所を間違える、落ち着きがなくなり、怒りっぽく、頑固になる、単純な仕事や計算に時間がかかる、料理を焦がすなど失敗することが増える、洋服に気をつかわず、同じ服ばかり着たり、だらしない恰好や季節外れの格好が増えるといった症状が、認知症の「中核症状」にみられる初期症状です。
2項目以上当てはまる方は、認知症や前段階であるMCI(軽度認知障害)の可能性があります。
認知症は大きく4つのタイプがあるため、典型例を示しながら順番に説明していきます。
【症例1 75歳女性】
もの忘れが増えたほか、嫁に財布を盗まれて困ると近所に触れ回っている。それまでできていた料理ができなくなったほか、辻褄(つじつま)の合わないことや、忘れてしまったことを「興味がないから」などとごまかしたり、あることないことを平気で語るようになった妻に、夫は閉口している。
この認知症の初期症状は、記憶障害(もの忘れやもの盗られ妄想)、失語(言葉が出てこなかったり、言葉の意味が分からなくなる)、実行機能性障害(料理などの複雑な作業が出来なくなる)の3つです。直前のできごとや言動をすぐに忘れてしまうので、同じことを何度も繰り返したり、忘れ物や探し物が増えたるといった記憶障害がみられます。
次に気づきやすいのは、判断力障害と実行機能障害です。物事を計画的に実行することが困難になるため、たとえばそれまでできていた料理や複雑な仕事ができなくなります。
さらに記憶障害を周りに知られたくない気持ちから、取り繕いや作り話が増えてきます。また不安が募ってうつ状態になったり、閉鎖的になって外に出たがらなくなるケースもよくあります。
結論)症例1は、アルツハイマー型認知症です。認知症患者の半数以上を占めます。
【症例2 75歳女性】
もの忘れもあるが軽度。それより女の子が見える、壁に虫が這っているなど幻視の訴えが増えた。手の震えや小刻みな歩行がみられるほか、元気がないのが気になると家族が心配している。
この認知症の初期症状は、幻視、パーキンソン症状(小俣歩行や手の震え)、抑うつ気分の3つです。このタイプの認知症は、認知症の初期症状として一番発見しやすい記憶障害が現れにくく、代わりにうつ病やパーキンソン病といった別の病気の症状が現れるのが特徴です。
そのため長い間、うつ病やパーキンソン病の治療を受けていたといった例もよくあります。
結論)症例2は、レビー小体型認知症です。レビー小体病とも呼ばれ、パーキンソン病の類縁疾患といった位置づけです。
【症例3 75歳女性】
もの忘れがあるが年齢相応のようにもみえる。このごろちょっとしたことにも涙もろくなったほか、聞きづらい言葉をしゃべるようになった。あれが見つからない、これがないといって何時間も探しものをしている。高血圧の薬を飲んでいると思っていたが、いつのまにか通院をやめたらしい。
この認知症は、軽い記憶障害(まだらボケ、良いときと悪いときがある)、涙もろいなどの感情失禁の2つが特徴で、高血圧症を長いあいだ放置していたり、脳卒中の既往があったりします。
またこの認知症は、ラクナ脳梗塞と呼ばれる微小の脳血管障害によって緩やかに進行していく病気です。そのため、脳のダメージを受けた場所によって運動障害や構音障害や感情失禁などの症状が現れます。
結論)症例3は、血管性認知症です。脳血管性認知症と呼ぶこともあります。
https://hamabe-med.jp/salon/認知症の初期症状/
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う〜〜ん、もともと無器用だし、認知症の3大初期症状って、自分にもアルかも?
●もの忘れ
●言葉が出てこない
●実行機能性障害
実際、「認知症は何歳から注意すべきか」という点を考える場合、データ的には40歳頃から・・とのことで、「脳の老化は40代後半から始まる」と言われているそうです。
以前は社交的だった母ですが、コロナで「引きこもり」がちになったのが、「脳の老化」に拍車をかけたと思われ、
外に出る機会を増やす
人と話す機会を増やす
生活習慣病を予防・持病を治療する
聴力低下の確認と対策をする
栄養バランスの良い食事
この夏、清里に招待した時も、最初は行きたがらなかったのですが、来たら「楽しかった」とのことで、あれ以来「元気にはなった」と父も言ってました。
そういえばピノちゃん、もうすぐ9歳なんですが、猫の9歳は(人間の)52歳とのことで、
去年の秋と違って、今年はお散歩に出たがらないのは老化のせい?
まあ、猫が認知症っぽくても可愛い・・モノですが、
今、現在「高齢者の約7人に1人が認知症」で、
今後、団塊の世代が高齢者になると「高齢者の5人に1人が認知症」の症状が現れると・・とか言われてますので、
40歳を過ぎたら、どなた様も「認知症予防」・・特に、
●外に出る機会を増やす
●人と話す機会を増やす
を、心がけた方がイイかもですネ!
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