同じ風景でもカメラが違うと違って見えるもので、
5月4日の朝、旦那さんがニコンで家の周囲を撮ったら、
お向かいさんの芝桜も、
ウチのチューリップも、
なんとなく、富士のカメラと雰囲気が違うのは、
ニコンの一眼レフはマクロレンズなので、フツー見逃すような小さな花や、
せっせと受粉してくれてる、虫さんの世界がのぞけますネ。
清里は、雄大な風景もイイけれど、
マクロでのぞけば、ますます豊かな自然が楽しめ、
ゲージ育ちのベンガル・ピノちゃんも、清里に来たからは、
薪ストーブの前ばかりではなく、お外に行きましょう・・と、
5月2日、3日と、庭に出してみたけど、イヤがってダメでした。
そして4日、今日は風のないポカポカ日和で、正午頃出したら、意外と平気?
と、思いきや、スグにリターンしちゃいました!
しかしまあ、さすがに3日目ともなると、少し慣れた様子だったので、
3時頃再びトライしたら、
アラッ、結構平気で、
タイヤ交換中の旦那さんをじっと見ています。
で、旦那さん、ピノちゃんおいで〜 と呼んだら、
ピノちゃん、逆方向にダダッと走り出し、
全然「呼び」は効かないネコですが、逃げる様子もなく、
そろりそろりと、少しづつ、探索し始め、
畑に行ったり、
八ヶ岳に続く、敷地内山道を下りて行きましたが、
スグにリターンしちゃって、
やはり、家のソバに居るのが安心なようです。
で、玄関前の土留め、これから石を積む所に、
ピノちゃん、よじ登って行き、
熊笹に隠れたり、
落ち葉をためてる所にも興味があるようで、
アチコチ、家の周囲をちょっと探索したピノちゃん、
結局、落ち着いた所は、薪を積んだソバで、
じっ〜と、日向ぼっこしながら、
虫さんが飛んでるを目が追ってる様子でしたが
スグそこに小鳥がいても追いかけることなく、小鳥も全然気にしてません。
で、ピノちゃんの目(カメラ)からは、どんな風に見えているのかな〜と、調べてみたら、
ネコの視野は約200度で、180度である人間より広いけど、
「人間には、約30~60m離れた距離からはっきり見分けられるものが、ネコにはぼやけて見える」
とのことで、
ピノちゃんにはっきり見えるのは、約6m離れた先までで、
「視力は悪く赤色が見えないが、視野は広く暗いところは得意」で、
ネコの目には、こんな風(下)に見えているそうで、
ネコには、赤いチューリップも白いチューリップも同じなんですネ。
ちなみに、ネコにチューリップは毒で、ピノちゃんも近づきませんでした!
今日はこの連休中、一番の暖かさで、庭の花々もピノちゃんを歓迎してるかのようで、
小1時間ほどで、ピノちゃん「帰る・・」となりましたが、
そのうち「まだ、帰りたくない・・」になるかも? な感触で、
ネコは人間と違って、6m先しか「ハッキリ認識」出来ないからこそ慎重な次第で、
イエネコのお散歩は、決して無理強いせず、ネコのペースに合わせることが肝心だと会得しました!
うちの猫さんは車が苦手で、ドライブもできず、犬猫病院の帰り道にある神社の近くの人気のない休憩エリアに連れて行ってたら、まさかのほふく前進、かなりのビビり方でした。うちに帰ればケロリとして、家の庭に入ってくる野良ちゃんに対しては喧嘩売ってる感じなのに、よく知らない場所では不安でいっぱいになってしまうようでした。近所の空き地やら畑には野性味は溢れる様子で勢いよく走ったり、木に登ったりしてたんですけどね。慣れない場所にはすごく慎重になるのでしょうね。
ホント、ネコは内弁慶というか、自分のテリトリー外では慎重で、ピノちゃんも八王子に戻ったら、元気いっぱいに暴れ出しましたよ(笑)。でも、るるるさんの猫ちゃんは、本物のネズミとか獲れるけど、ピノちゃんは期待薄な感じです〜〜